「焼き」の基本が身につくレシピ
とろける食感と甘味がたまらない"焼きねぎのバルサミコ酢がけ"

とろける食感と甘味がたまらない"焼きねぎのバルサミコ酢がけ"

長ねぎは、ゆっくり蒸すように火を入れると、甘~くとろける食感に仕上がります。手軽で美味しい、前菜にぴったりの一品です。「焼き」は基本的な調理法ですが、基本だからこそ奥深く大切です。そんな「焼き」が身につくレシピをご覧ください!

焼きねぎのバルサミコ酢がけのつくり方

ねぎは火を通すと大変身。舌の上でとろりととろけ、おだやかな甘味が口いっぱいに広がります。オリーブオイルとバルサミコ酢でイタリアンのアンティパストに。

材料材料 (2~3人分)

長ねぎ2本(200g)
オリーブオイル大さじ2
小さじ1/4~1/3
胡椒少々
バルサミコ酢大さじ1

1ねぎを切る

ねぎは長さ4cmに切り、両面に浅く2~3本切り込みを入れる。

ねぎを切る

2焼く

フライパンにオリーブオイルを熱してねぎを並べ、小さめの平らな鍋蓋などをのせ、中火で3分ほど焼く。

焼く

3塩、胡椒をふる

裏に返して同様にやわらかくなるまで焼き、塩、胡椒をふる。

塩、胡椒をふる

4完成

器に盛ってバルサミコ酢をかける。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくる料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。「スーパーでおいしそうなお肉を見ると、つい買ってしまいます。シンプルに塩と胡椒で焼いて食べるのが好き」と日々、フライパン焼きを実践。火加減や焼き時間、蓋をするしない、などちょっとしたコツをおさえれば、カリッとジューシーに仕上げられると、太鼓判を押す。

文:中村裕子 写真:鈴木泰介

この記事は「手ほどきdancyu!基本の焼」に掲載したものです。

手ほどきdancyu!基本の焼
手ほどきdancyu!基本の焼
A4変型 判( 80 頁)
2020年12月21日発売 / 770円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。