晩酌のつまみにチーズは定番ですが、そのチーズにちょっと手を加えて抜群に旨い「焼きつま」をつくってみましょう。「焼き」は基本的な調理法ですが、基本だからこそ奥深く大切です。そんな「焼き」が身につくレシピをご覧ください!
はんぺんの中で蒸し焼きになったチーズがとろりと流れ出します。バジルの香りをプラスするだけで何だかよそ行きの味になるから不思議です。唐辛子の辛味は忘れずに。
はんぺん | 1枚 |
---|---|
スライスチーズ | 1枚 |
バジルの葉 | 4枚(大) |
粗挽き赤唐辛子 | 少々 |
はんぺんは半分に切り、厚みに切り込みを入れる。チーズは2つに折って半分に切る。
チーズにバジルを重ね、赤唐辛子をふってはんぺんの切り込みに入れて挟む。
フライパンを熱してはんぺんを入れ、小さめの平らな蓋などをのせて重しにし、弱火で3分ほど焼き、裏に返して同様に焼く。半分に切って器に盛る。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくる料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。「スーパーでおいしそうなお肉を見ると、つい買ってしまいます。シンプルに塩と胡椒で焼いて食べるのが好き」と日々、フライパン焼きを実践。火加減や焼き時間、蓋をするしない、などちょっとしたコツをおさえれば、カリッとジューシーに仕上げられると、太鼓判を押す。
文:中村裕子 写真:鈴木泰介
この記事は「手ほどきdancyu!基本の焼」に掲載したものです。