「焼き」の基本が身につくレシピ
ふわふわ食感で溢れる旨味"はんぺんのチーズ挟み焼き"

ふわふわ食感で溢れる旨味"はんぺんのチーズ挟み焼き"

晩酌のつまみにチーズは定番ですが、そのチーズにちょっと手を加えて抜群に旨い「焼きつま」をつくってみましょう。「焼き」は基本的な調理法ですが、基本だからこそ奥深く大切です。そんな「焼き」が身につくレシピをご覧ください!

はんぺんのチーズ挟み焼きのつくり方

はんぺんの中で蒸し焼きになったチーズがとろりと流れ出します。バジルの香りをプラスするだけで何だかよそ行きの味になるから不思議です。唐辛子の辛味は忘れずに。

材料材料 (1人分)

はんぺん1枚
スライスチーズ1枚
バジルの葉4枚(大)
粗挽き赤唐辛子少々

1下準備

はんぺんは半分に切り、厚みに切り込みを入れる。チーズは2つに折って半分に切る。

2はんぺんで挟む

チーズにバジルを重ね、赤唐辛子をふってはんぺんの切り込みに入れて挟む。

3焼く

フライパンを熱してはんぺんを入れ、小さめの平らな蓋などをのせて重しにし、弱火で3分ほど焼き、裏に返して同様に焼く。半分に切って器に盛る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくる料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。「スーパーでおいしそうなお肉を見ると、つい買ってしまいます。シンプルに塩と胡椒で焼いて食べるのが好き」と日々、フライパン焼きを実践。火加減や焼き時間、蓋をするしない、などちょっとしたコツをおさえれば、カリッとジューシーに仕上げられると、太鼓判を押す。

文:中村裕子 写真:鈴木泰介

この記事は「手ほどきdancyu!基本の焼」に掲載したものです。

手ほどきdancyu!基本の焼
手ほどきdancyu!基本の焼
A4変型 判( 80 頁)
2020年12月21日発売 / 770円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。