根菜を素揚げにすると、いつもと違った食感と風味で、日本酒が止まらぬおつみになります!「冬だから、日本酒を愉しめるようなメニューを」と人気料理研究家のワタナベマキさんが、家飲みがもっと楽しくなるレシピを伝授!
水分の多いれんこんは低温からじっくりと熱を通すのがコツ。子供も手づかみでパクパク食べられる、シンプルなメニューです。大人は花椒や山椒をまぶしてピリッと刺激をきかせても。食べる直前にすった花椒は香り豊か。
れんこん | 300g |
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長いも | 400g |
ごぼう | 1/2本 |
揚げ油 | 適量 |
花椒 | 大さじ1弱(粒) |
山椒 | 小さじ1(粉) |
塩 | 大さじ1 |
れんこんはたわしで皮をこすり洗いし、乱切りにし水にさらす。長いもはたわしで皮を洗い、乱切りにし水にさらす。皮つきのままでOK。ごぼうは皮をこそげたらピーラーで長めにそぎ、水にさらす。
揚げ油を鍋に入れて水気を拭いたれんこんを入れ、中火にかける。れんこんが軽く色づくまで4~5分揚げて取り出す。
油の温度を170℃に上げ、水気を拭いた長いもを入れて、約1分揚げて取り出す。
ごぼうは水気を拭き、170℃の油でカラッとするまで菜箸で混ぜながら揚げる。
粉山椒と塩の半量を混ぜ合わせる。花椒はすり鉢で粗くすり、残りの塩を加えて混ぜる。それぞれを揚げたてに添える。
グラフィックデザイナーを経て料理研究家に。料理教室を開いていた祖母から伝えられた手料理や保存食を、忙しい現代人でもつくりやすくアレンジしたレシピが人気。著書に『料理家ワタナベマキが家族のために作るごはん』(主婦と生活社)など多数。
文:吉田彩乃 写真:田村昌裕
※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。