「冬だから、日本酒を愉しめるようなメニューを」と人気料理研究家のワタナベマキさんが、家飲みがもっと楽しくなるレシピを伝授!ピーナッツの香りとコクで、前菜にも酒のアテにもなるサラダです。
ピーナッツバターのコクと、せりのシャキシャキとした軽い歯触りのバランスがよく、飽きません。鶏ささみは大きめにちぎると、食べごたえがあり、おつまみ代わりになります。
鶏ささみ | 8本 |
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せり | 1束 |
香菜 | 1束 |
酒 | 大さじ1 |
白煎り胡麻 | 適量 |
A | |
・ ピーナッツバター | 大さじ3(無糖) |
・ ナムプラー | 大さじ1と1/3 |
・ 黒酢 | 大さじ2 |
鶏ささみは筋を取る。鍋に水400mlと酒を入れる。沸騰したら1を加えて弱めの中火で約1分半ゆで、火を止めてそのまま冷ます。
せりと香菜はざく切りにする。
ボウルにAを合わせてよく混ぜる。鍋から取り出して、軽く水気を拭いた2のささみを一口大に裂いてボウルに入れて、よく和える。
3に2を加え、さっと混ぜて器に盛り、上から白煎り胡麻をふる。
グラフィックデザイナーを経て料理研究家に。料理教室を開いていた祖母から伝えられた手料理や保存食を、忙しい現代人でもつくりやすくアレンジしたレシピが人気。著書に『料理家ワタナベマキが家族のために作るごはん』(主婦と生活社)など多数。
文:吉田彩乃 写真:田村昌裕
※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。