ベシャメルソースのおいしい料理
表面はカリッ!中はしっとりのクロックムッシュ

表面はカリッ!中はしっとりのクロックムッシュ

ベシャメルソース、ハム、チーズを組み合わせた人気のパン料理。いつものホットサンドの材料にベシャメルソースが加わるだけで、おいしく、おしゃれな仕上がりに。朝ごはんにぴったりです!人気料理研究家のサルボ恭子さんに、ベシャメルソースを使ったおいしいレシピを習いました。

手づくりベシャメルソースのつくり方

手づくりベシャメルソース
ベシャメルソースのつくり方は各ご家庭のつくり方でもOKですが、「基本の“ベシャメルソース”のつくり方」でサルボ恭子さんのつくり方をご紹介していますのでぜひご参照ください。

クロックムッシュのつくり方

材料材料 (2人分)

角食パン4枚(8枚切り)
ロースハム4枚
グリュイエールチーズ100g(塊)
ベシャメルソース50g

※オーブンは220℃に予熱しておいてから使います。
※オーブンを使用しましたが、オーブントースターでもつくれます。その場合は、中心まで熱くなり、こんがりと焼き色がつくまで焼きます。

1ハムとチーズを切る

ハムは半分に切り、チーズは80gを2mm厚さの薄切りにする。

2パンにのせる

パン2枚にハムを均等にのせ、その上に同じようにチーズを並べてのせる。残りのパンをそれぞれのせてサンドする。

パンにのせる

3ベシャメルソースをぬる

2をオーブンシートを敷いた天板にのせ、表面にベシャメルソースを半量ずつぬる。

ベシャメルソースをぬる

4チーズをすりおろす

残りのグリュイエールチーズを上からすりおろしてかける。

チーズをすりおろす

5オーブンで焼く

220℃のオーブンで7~8分、おいしそうな焼き色がつくまで焼く。

オーブンで焼く
手づくりのベシャメルソースがあればこその、やさしい味わい。チーズはエメンタールチーズや、好みのを使ってもおいしくできます。
完成
完成したクロックムッシュに目玉焼きをのせたら、クロックマダムになります。黄身は半熟、白身は縁がカリッとするまで焼いて、最後に粗挽き黒胡椒を。

教える人

サルボ恭子 料理家

老舗旅館の長女として生まれ、料理家の叔母に師事したのち渡仏、ル・コルドンブルー・パリ、リッツ等の料理学校を経て「オテル・ド・クリオン」調理場へ。当時2つ星のメインダイニングのキッチンとパティスリーに勤務。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て独立。フレンチの手法を取り入れた家庭料理に定評がある。雑誌やテレビなどへのレシピ提供のほか、料理のプロとして生地の開発から参画したオリジナルエプロン「NOTRE TABLIER」のプロデュースなど精力的に活躍。

四季dancyu「冬のキッチン」
四季dancyu「冬のキッチン」
A4変型判(120頁)
2020年12月10日発売/1,000円(税抜き)

文:松原京子 写真:木村 拓

※この記事の内容は、四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。