しっかり食べる満足スープ
生姜がピリっと効いた"鶏肉と白菜の豆乳雑炊"

生姜がピリっと効いた"鶏肉と白菜の豆乳雑炊"

スープにパスタやご飯を入れて、朝、昼、晩いつ食べても大満足の、ボリュームスープに仕上げます。もりもり食べると、汗がにじむくらい体が温まりますよ!

“鶏肉と白菜の豆乳雑炊”のつくり方

鶏肉をゆっくりゆでながら極上のスープをつくリます。白菜、舞茸、せりで野菜も十分。豆乳が全体をクリーミーに。生姜でホットに仕上げます。

材料材料 (2~3人分)

鶏むね肉小1枚(200g)
4カップ
生姜の皮小1/2片分
大さじ2
小さじ2/3
白菜150g
白舞茸80g
ご飯120g
豆乳1カップ
せり50g
生姜小1/2片分(せん切り)
粉唐辛子少々

1鶏肉を煮る

鍋に水、鶏肉、生姜の皮を入れ、中火にかけて煮立 ってきたら火を弱め、アクを取って酒、塩を加え、蓋をして20分ほど煮る。

2鶏肉をほぐす

鶏肉を取り出して皮を取り除き、手で食べやすくほぐす。

3野菜の下ごしらえ

白菜は長さ6~7cmに切ってから幅1cmに切る。舞茸は食べやすくほぐす。せりは長さ4cmに切る。

4仕上げる

1の鍋に白菜、舞茸、ご飯を入れて10分ほど煮る。豆乳と2を加え、煮立ってきたらせりを入れてひと煮する。器に盛って生姜を散らし、粉唐辛子をふる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

「特別な材料や調味料を使わずにつくれる料理」を数多く提案している。長年の経験と知恵から、余分な手間をそぎ落としてつくるシンプルな料理は、「おいしい」と絶大なる定評がある。キッチンにはどこででも買うことのできるポピュラーな調味料が並ぶ。分量や入れるタイミングなど、ちょっとしたコツで、誰もが幸せになれる料理がつくれる、ということを自ら実証中。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「冬の食卓。」に掲載したものです。

四季dancyu「冬の食卓。」
四季dancyu「冬の食卓。」
A4変型 判( 116 頁)
ISBN: 9784833477512
2018年12月05日発売 / 1,080円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。