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焼き鮭の香ばしさがたまらない"じゃがいもと焼き鮭の味噌汁"|みんなのじゃがいもレシピ④

焼き鮭の香ばしさがたまらない"じゃがいもと焼き鮭の味噌汁"|みんなのじゃがいもレシピ④

焼いた鮭の香ばしさがじゃがいもの甘味を引き立てる。甘塩の鮭を使っているので、味噌は少なめに。塩分が気になる人は生鮭でどうぞ。切り方ひとつで、仕上がりが七変化。365日スープをつくり続けるスープ作家、有賀薫さんのじゃがいものスープです。

“じゃがいもと焼き鮭の味噌汁”のつくり方

先にじゃがいもが煮えてからこんがり焼いた鮭を加えます。角の取れたじゃがいもがとろける口当たり。バターを落として、リッチな香りに仕上げても。

材料材料 (3人分)

じゃがいも3個(男爵)
甘塩鮭2切れ
玉ねぎ1/2個
しめじ1/2パック
600ml
昆布5cm
味噌大さじ2

1下ごしらえ

じゃがいもは皮をむき、縦横 4つ割りにする。玉ねぎは薄めのくし形切り、しめじは根元を切って手で裂く。鮭は3~4つにぶつ切りにする。

下ごしらえ
ある程度大きさがないとほくほく感が出てこないので、Lサイズを4つ割りに。これ以上小さくすると煮くずれやすい。

2煮る

鍋にじゃがいもを入れ、水と昆布を加えて中火で煮る。沸騰したら昆布を取り出し、火を弱めて12~15分煮る。玉ねぎ、しめじを入れ、さらに5分煮る。

3鮭を焼く

フライパンにサラダ油(材料外)を熱して鮭に焼き目をつける。焼いた鮭を鍋に入れ、2分煮て味噌を溶き入れる。

盛りつける

教える人

有賀 薫 料理研究家

有賀 薫 料理研究家

ライター業のかたわら、家族の朝食にスープをつくり始める。2011年より始めた朝のスープづくりは、約3000日にわたって続けている。スープの実験イベント“スープ・ラボ”はじめ、スープをテーマにしたイベントを多数主催。2020年『朝10分でできる スープ弁当』(マガジンハウス)が第7回料理本大賞入賞。8冊めとなる最新刊は『スープ・レッスン2』(プレジデント社)。

使える!dancyu じゃがいも
使える!dancyu じゃがいも
A4変型判(108頁)
2020年11月16日発売/880円(税込)

文:神吉佳奈子 写真:宮濱祐美子

※この記事は「使えるdancyu じゃがいも」に掲載したものです。

神吉 佳奈子

神吉 佳奈子 (編集者)

1969年、酒どころ広島で生まれる。出版社を渡り歩き、家庭菜園雑誌や食雑誌、料理本の編集に携わる。2018年5月まで、100人の高校生と名人をつなぐ「聞き書き甲子園」の事務局に所属。食と農の手仕事を伝えるべく、フィールドワークを続けている。