秋は蕎麦もおいしい季節。きのこそばは香り高い食材を掛け合わせた王道料理です。この季節ならではの香りの美味しさをぜひ味わってみてください。
しめじ、舞茸、ブラウンえのき、生椎茸など合わせて | 250~300g |
---|---|
長ねぎ | 1/2本 |
豚バラ肉 | 120g(薄切り) |
そば | 150g |
だし汁 | 600ml |
★ 調味料 | |
・ 淡口醤油 | 小さじ4 |
・ 塩 | 小さじ2/3 |
・ 酒 | 大さじ1 |
しめじと舞茸は根元を切り落として小さくほぐす。ブラウンえのきは長さを2~3等分に切る。生椎茸は石突きを切り落とし、幅5cmの薄切りにする。
たっぷりの湯を沸かし、そばを表示どおりにゆで、流水で洗って水気をきる。
豚肉は長さ2~3cmに切り、ザルに入れて熱湯を回しかける。長ねぎは縦半分に切ってから斜め薄切りにする。
鍋にだし汁を沸かしてきのことねぎ、豚肉を入れ、2~3分弱火で煮て調味料を加える。器に盛ったそばにかける。
四季の移ろいに敏感で、食べ物を通して季節が巡る楽しさを伝える料理研究家。古人が積み重ねてきた理にかなった体へのいたわりを、改めて実感することが多いという。この春、母となり、祖母から母へ、母から自分へ、そして子へ。日本が培った素晴らしい食文化を次世代にも伝えていきたいと、パワフルに活動を開始している。
文:中村裕子 写真:野口健志 スタイリング:肱岡香子
※この記事の内容はdancyuムック 「四季dancyu秋の食卓。」に掲載したものです。