しめじやえのき茸などの身近なきのこに加えて、秋になると店頭にはいろいろなきのこが並びます。「このきのこで」と決めつけることなく、いろいろなきのこを使って秋を楽しんでください。
生椎茸をメインに舞茸、エリンギ、しめじなど | 合わせて300g |
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練りわさび | 小さじ1強 |
醤油 | 小さじ2 |
オリーブオイル | 大さじ1~1と1/2 |
ボウルにわさびと醤油を入れてゴムベラでよくなじませてからオリーブオイルも加えて混ぜ合わせておく。
生椎茸は石突きを切り落とし、2~4等分に裂く。舞茸は厚みを3等分にスライスし、エリンギは4~6等分に裂く。しめじは根元を切り落として大きめにほぐす。
焼き網、または魚焼きグリルにきのこを並べ、中火で香ばしく焼く(フライパンで焼く場合はオリーブオイル少々を入れる)。
きのこが焼き上がったら1のボウルに入れてさっくりと和える。
四季の移ろいに敏感で、食べ物を通して季節が巡る楽しさを伝える料理研究家。古人が積み重ねてきた理にかなった体へのいたわりを、改めて実感することが多いという。この春、母となり、祖母から母へ、母から自分へ、そして子へ。日本が培った素晴らしい食文化を次世代にも伝えていきたいと、パワフルに活動を開始している。
文:中村裕子 写真:野口健志 スタイリング:肱岡香子
※この記事の内容はdancyuムック 「四季dancyu秋の食卓。」に掲載したものです。