“お酢”パワーでもっと美味しく
柔らかくピリッと辛いスペアリブのビネガーマリネ焼き

柔らかくピリッと辛いスペアリブのビネガーマリネ焼き

お酢の力でお肉は柔らかく、豆鼓の力で旨味が深いスペアリブが出来上がります。フリーザーバッグに入れてしっかり空気を抜けば、マリネした状態で2日ほど冷蔵保存が可能、冷凍ならば1カ月ほど保存可能で、つくり置きにも最適なレシピです!

漬けて焼くだけ!しっとり、柔らか!

酢をベースに、オイル、スパイス、ハーブetc.
組み合わせ自由なマリネ液に肉や魚を漬け込みます。
あとは焼くだけ。
最小限の手間と、そして時間がつくり
出す食べごたえのあるご馳走の完成です。
酢の力で、肉は脂さっぱりやわらかく、魚はくさみなく身くずれせずに仕上がります。
もちろん、酢のもつふくよかな酸味で味わいは深まります。
新定番、ビネガーマリネ焼きで食べる幸せを実感してください。

スペアリブのビネガーマリネ焼きのつくり方

材料材料 (4人分)

豚スペアリブ600~700g
★ マリネ液
・ 酢大さじ6
・ 胡麻油大さじ2
・ 豆鼓大さじ2
・ 生姜小1片分(すりおろし)
・ にんにく小1片分(すりおろし)
・ 赤唐辛子2本
・ 醤油大さじ2
・ 塩小さじ1/2
・ 胡椒少々
香菜適量
豆鼓
大豆に塩を加えて発酵させたもの。アミノ酸が豊富で芳醇な香りがあります。麻婆豆腐に入れると断然味に広がりが出ます。また、豚肉や魚の豆鼓蒸し、炒めものなど、主に中国料理の調味料として多く使われます。

1下ごしらえ

豆鼓は粗く刻む。赤唐辛子はへたと種を取って小口切りにする。

2漬ける

バットにマリネ液の材料を合わせて入れ、スペアリブを加えて混ぜ、途中上下を返しながら、1~2時間おいてマリネする。

3焼く

天板にオーブンペーパーを敷き、スペアリブを間隔をあけて並べ、200℃に熱したオーブンで、途中マリネ液をハケで塗りながら、40分ほど焼く。

焼く

4盛りつける

器にスペアリブと長さを3等分に切った香菜を盛り合わせる。

盛りつける
「焼き」はオーブンにお任せ。焼いている間に副菜準備。インパクトのあるおかずは、BBQにもうれしいメニューです。

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

技あり!dancyu お酢
技あり!dancyu お酢
A4変型判(104頁)
ISBN:9784833477895
2019年05月28日発売 /864円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。