豚バラをカリッと焼くことで、口の中に香ばしさと溢れる肉汁が広がります。最後にキュッと絞るすだちで爽やかさもアップ。何枚でも食べたくなる味です!
おかずとしてもおいしい一品が、ねぎの香りと柚子胡椒の辛味をプラスすることでおつまみに変身する。皿いっぱいに豪快に並べて、ワシワシ食べよう。焼酎を飲む手が止まらなくなる!
豚バラ肉 | 300g(塊) |
---|---|
長ねぎ | 1/2本(白い部分) |
塩 | 少々 |
粗挽き黒胡椒 | 少々 |
A | |
・ 柚子胡椒 | 小さじ1 |
・ 胡麻油 | 小さじ2 |
・ 香菜 | 2枝 |
すだち | 適量 |
豚肉は長さ5cmに切り、さらに肉の繊維に沿って厚さ5mmにスライスする。軽く塩、胡椒する。
長ねぎは縦半分に切り、斜め薄切りにする。水につけて軽くもみ、ザルに上げてよく水気をきる。ボウルにねぎとAを入れ、ざっと混ぜ合わせる。
フッ素樹脂加工のフライパンを油をひかずに強火で熱し、1の豚肉を並べてこんがりと両面焼く。
器に3の豚肉を円を描くように盛り、2のねぎを中央にのせる。仕上げにすだちの搾り汁を回しかける。豚肉の上にねぎをのせて食べよう。
レストランのシェフを経て料理家に。『明日もいち日、ぶじ日記』(新潮社)ほか、文筆家としても活躍中。「たくさんは飲めませんがお酒は大好き」と笑顔で話す高山さん。体にじんわりとしみ込む焼酎のおいしさを再認識し、暑い日にはキーンと冷やした水割りで晩酌を楽しんでいるとのこと。
文:石出和香子 写真:上山知代子
※この記事の内容はdancyu2013年9月号に掲載したものです。