独特の青い香りがあるゴーヤーも、人気料理家・高山なおみさん流の下ごしらえで、食感と苦味が美味しいゴーヤーに生まれ変わります!ものの数分で出来上がる、お手軽つまみです。
青臭さを取り除いたゴーヤーは、噛みしめるたびに口に程よい苦味が広がる。そこに青じそのスッーとする香りが重なり絶妙な味わいに。夏にモリモリ食べたい。チャンジャをのせただけの簡単つまみなので、気軽につくってみよう。
ゴーヤー | 1/3本(約10cm) |
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青じそ | 2枚 |
チャンジャ | 適量 |
胡麻油 | 小さじ1/2 |
醤油 | 小さじ1/2 |
ゴーヤーは縦半分に切って種とワタを取り出し、端から薄切りにする。ザルに入れ、塩ふたつまみ(分量外)をふりかけ軽くもみ、上から熱湯を回しかける(写真)。流水で冷やす。
1の水気を絞り、大まかにちぎった青じそと合わせて器に盛る。チャンジャ(鱈の胃袋を塩漬けにして熟成させ、キムチ漬けにした韓国の塩辛。ピリッとした辛味と食感が特徴)をのせて、風味づけに、胡麻油と醤油をかける。
レストランのシェフを経て料理家に。『明日もいち日、ぶじ日記』(新潮社)ほか、文筆家としても活躍中。「たくさんは飲めませんがお酒は大好き」と笑顔で話す高山さん。体にじんわりとしみ込む焼酎のおいしさを再認識し、暑い日にはキーンと冷やした水割りで晩酌を楽しんでいるとのこと。
文:石出和香子 写真:上山知代子
※この記事の内容はdancyu2013年9月号に掲載したものです。