焼酎に合うつまみレシピ
高山なおみさんの夏の定番"ゴーヤーの塩もみチャンジャのせ"

高山なおみさんの夏の定番"ゴーヤーの塩もみチャンジャのせ"

独特の青い香りがあるゴーヤーも、人気料理家・高山なおみさん流の下ごしらえで、食感と苦味が美味しいゴーヤーに生まれ変わります!ものの数分で出来上がる、お手軽つまみです。

香り、辛味、食感のバランス

青臭さを取り除いたゴーヤーは、噛みしめるたびに口に程よい苦味が広がる。そこに青じそのスッーとする香りが重なり絶妙な味わいに。夏にモリモリ食べたい。チャンジャをのせただけの簡単つまみなので、気軽につくってみよう。

ゴーヤーの塩もみチャンジャのせのつくり方

材料材料 (2人分)

ゴーヤー1/3本(約10cm)
青じそ2枚
チャンジャ適量
胡麻油小さじ1/2
醤油小さじ1/2

1下ごしらえ

ゴーヤーは縦半分に切って種とワタを取り出し、端から薄切りにする。ザルに入れ、塩ふたつまみ(分量外)をふりかけ軽くもみ、上から熱湯を回しかける(写真)。流水で冷やす。

下ごしらえ
ゴーヤーを生で使うときは、塩でもんでから熱湯を回しかけ、流水で冷やす。手間がかかるがゴーヤー独特の青臭さが驚くほど取り除かれ、シャキシャキした食感が残る。色みも鮮やかに!

2盛りつける

1の水気を絞り、大まかにちぎった青じそと合わせて器に盛る。チャンジャ(鱈の胃袋を塩漬けにして熟成させ、キムチ漬けにした韓国の塩辛。ピリッとした辛味と食感が特徴)をのせて、風味づけに、胡麻油と醤油をかける。

完成

教える人

高山なおみ 料理家

高山なおみ 料理家

レストランのシェフを経て料理家に。『明日もいち日、ぶじ日記』(新潮社)ほか、文筆家としても活躍中。「たくさんは飲めませんがお酒は大好き」と笑顔で話す高山さん。体にじんわりとしみ込む焼酎のおいしさを再認識し、暑い日にはキーンと冷やした水割りで晩酌を楽しんでいるとのこと。

文:石出和香子 写真:上山知代子

※この記事の内容はdancyu2013年9月号に掲載したものです。