野菜が余ったときに便利な料理と言えばチャンプルー。そのチャンプルーをいつもより、大人な味わいを目指してつくってみませんか?しそが入ることで、ぐっと香りが立ち、その適度な苦味が全体の味わいを引き締めてくれます。
チャンプルーは、やさしく穏やかな味わいにしその香りがアクセントに。味つけは塩麹と淡口醤油、酒のみ。シンプルで穏やかな味わいを、しその香りと苦味が引き締める。
「野菜は何でも、そのときあるものを使ってください」と松木さん。
しそ | 10枚 |
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木綿豆腐 | 1丁 |
豚バラ肉 | 300g(スライス) |
塩麹 | 80g |
酒 | 大さじ2 |
玉ねぎ | 1/2個 |
ピーマン | 1個 |
なす | 1/2個 |
にんじん | 1/2本 |
サラダ油 | 大さじ1 |
卵 | 2個 |
淡口醤油 | 大さじ1 |
木綿豆腐はバットなどに入れ、水を張ったボウルなどを上から重石としてのせ30分ほど置いて水きりした後、3cm角に切る。
豚バラ肉は5cmほどの幅に切り、塩麹と酒をもみ込んで10分置く。
玉ねぎ、ピーマン、なす、にんじんは食べやすい大きさの薄切りにする。にんじんは火が通りにくいので少し薄めにスライスする。しそは軸を落としてざく切りにする。
フライパンにサラダ油を熱し、豚肉を入れて中火で炒める。肉の色が変わったらしそ以外の③の野菜をすべて入れ、全体にしんなりするまで炒める。
豆腐を入れて炒め、温まったら溶いた卵を回し入れる。しそと淡口醤油を入れて、手早く炒め合わせて出来上がり。
レストランのサービスマンから有機農業の道へ転身。現在は、55種類の野菜を育てつつ、デリやレストランを展開し、日本の新しい農業の形を探求中。
文:佐々木ひろこ 写真:平松唯加子
※この記事の内容はdancyu2015年7月号に掲載したものです。