梅酒アレンジクッキング
イワシの梅酒煮

イワシの梅酒煮

梅酒は、料理に加える酒としてはちょっとぜいたくだけれど、期待以上の仕事をしてくれます。魚は上品にさっぱりと、肉はやわらかく。穏やかな酸味と甘味、そして豊富なミネラルで、梅酒を加えるとたちまち料理の味が深まります。梅も使えば、立派な具材の一つになる……。自家製の梅酒があれば、たくさんの「おいしい」がつくれます。もちろん、市販の梅酒をつかってもおいしくつくれます。

自家製梅酒をつくってみよう!

梅酒

5月の後半から市場に出回り始める梅を使って、梅酒をつくってみませんか?家でつくれば、梅酒の甘味を好みに調整することもできますよ!

イワシの梅酒煮のつくり方

梅酒と醤油だけでシンプルに味つけ。梅のクエン酸効果で青背の魚もさっぱり食べられます。ゴロゴロと梅も転がして盛りつけて。

材料材料 (3人分)

イワシ6尾
梅酒の梅6個
★ 煮汁
・ 梅酒1/2カップ
・ 水1/2カップ
・ 醤油大さじ3
長ねぎ1本

1イワシを捌く

イワシを捌く
1イワシの頭を切り落とす。
イワシを捌く
2腹のほうから肛門のところまで切り目を入れる。
イワシを捌く
3包丁の先で内臓をかき出し、水できれいに洗い、水気を拭く。ねぎは3~4cm長さに切る。

2火にかける

火にかける
鍋にイワシを並べて梅酒の梅を散らし、煮汁の材料を加えて中火にかける。

3煮る

煮る
煮立ってきたら弱火にして15分ほど煮、ねぎを加え、蓋をしてねぎがやわらかくなるまで、5~6分煮て器に盛り、煮汁を注ぐ。

4完成

完成

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事の内容はプレジデントムック手ほどきdancyu「さとう」に掲載したものです。

料理の手ほどきさしすせそ「さとう」
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中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。