絹さや、グリーンアスパラガス、新玉ねぎといった春野菜が主役の親子丼。基本となる鶏そぼろをつくり置きしておけば、あとは簡単です。大きな鍋でつくって、各自で盛りつけるセルフスタイルなのも楽しいですよ。
鶏そぼろ | 200g |
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絹さや | 8~10枚 |
グリーンアスパラガス | 2本 |
新玉ねぎ | 1/2個 |
生椎茸 | 2~3個 |
三つ葉 | 4~6本 |
卵 | 4~5個 |
だし汁 | 400ml |
酒 | 大さじ1.5 |
醤油 | 大さじ1.5 |
みりん | 大さじ1.5 |
温かいご飯 | 適量 |
七味唐辛子 | 適宜 |
絹さやはへたと筋をとる。アスパラガスは一口大の乱切りにする。新玉ねぎは幅5㎜に切る。生椎茸は軸を切り落として薄切りにする。三つ葉は長さ3㎝に切る。
浅鍋またはフライパンにだし汁を入れて中火にかけ、煮立ったら酒、醤油、みりんと鶏そぼろを加え、再び煮立ったら三つ葉以外の野菜を広げて入れる。
卵を割りほぐして2/3量を回し入れ、再び蓋をして1分加熱し、卵に火を通す。
三つ葉を散らして残りの溶き卵を回し入れ、溶き卵が好みの硬さになったら火を止める。鍋から好きな量だけご飯をよそった丼にのせる。好みで七味唐辛子をふる。
四季に寄り添った食と暮らしを提案する料理研究家。料理教室「日々の飯事」主宰。菜園での野菜づくりがライフワーク。春夏秋冬それぞれの季節が極まり、次の季節の準備期間である「土用」を暦の中でも特に大切にしている。一児の母となり、忙しい日々の中で家族への想いも増してさらに深く土用を考えるようになった。
文・中村裕子 写真・野口健志
※この記事の内容はプレジデントムック四季dancyu「春の台所。」に掲載したものです。