台湾の智慧に学ぶ「しじみおつまみ」を〆るのは“台湾風しじみのお澄まし”。お酒の後に飲みたい、二日酔い知らずの汁ものです。
宴の〆に、嬉しい汁もの。飲んだ翌朝にもぴったりです。たっぷりの針生姜と濃口の胡麻油の香りがしじみの旨味を引き立てます。
しじみ | 400g |
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スープ(鶏手羽先でとったもの) | 800ml |
生姜(せん切り) | 30g |
日本酒 | 大さじ2 |
塩 | 適量 |
胡麻油(濃口) | 小さじ1 |
しじみをボウルに入れて、殻と殻を静かにこすり合わせるようにして、流水で洗い、バットに平らになるように並べる。 水1L(分量外)に対して、塩小さじ1(分量外)を加えて、1時間ほど砂抜きをする。その後、さっと流水で洗って準備完了。
鍋にスープを入れて沸騰させ、さっと洗ったしじみ、生姜、日本酒を入れて中火にかけ、しじみの口が開いたら火を止め、塩を加えて味をととのえる。
器に盛り、胡麻油を垂らす。
1958年、台湾生まれ。日本人と結婚を機に、来日。日本の食材で台湾料理にチャレンジするうち、Winnie流の料理が評判となり、料理教室などで教えるようになる。著者に『Winnieの台湾キッチン』『Winnieの台湾キッチン。いつものおもてなし』(共に文化出版局)がある。
文:瀬川 慧 撮影:公文美和