台湾の智慧に学ぶ「しじみおつまみ」第三弾は“しじみのバジル炒め”。爽やかなバジルの香りがしじみの旨味を引き立て、おもてなしにも使える人気の台湾料理です。
バジルの香りとしじみがこんなに相性がいいとは!
食欲をそそる胡麻油の香りと相俟って、箸は止まらず、酒も進みます。
しじみ | 500g |
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にんにく(つぶす) | 1片 |
生姜(薄切り) | 10g |
鷹の爪 | 1本 |
胡麻油(濃口) | 大さじ3 |
醤油 | 60~70ml |
紹興酒 | 50ml |
砂糖 | 大さじ1 |
バジル | 適量 |
しじみをボウルに入れて、殻と殻を静かにこすり合わせるようにして、流水で洗い、バットに平らになるように並べる。 水1L(分量外)に対して、塩小さじ1(分量外)を加えて、1時間ほど砂抜きをする。その後、さっと流水で洗って準備完了。
鍋を中火にかけて胡麻油を入れ、にんにく、生姜、鷹の爪を炒める。香りが出てきたら、水気をきったしじみを加え、強火にして1分ほど炒める。
鍋肌から、醤油を回し入れ、さらに紹興酒、砂糖を加えて蓋をし、1分ほど蒸し煮にする。
しじみの口が開いたら火を止め、手でちぎったバジルを投入。軽くかき混ぜたら、でき上がり!
後藤ウィニーさんが教える台湾おつまみの味は、ビール、ウイスキー、日本酒など、酒を選ばない。だから嬉しい。
さらに、肝臓にも優しい酒好きの友だと実感!
明日は“台湾風しじみのお澄まし”です!
1958年、台湾生まれ。日本人と結婚を機に、来日。日本の食材で台湾料理にチャレンジするうち、Winnie流の料理が評判となり、料理教室などで教えるようになる。著者に『Winnieの台湾キッチン』『Winnieの台湾キッチン。いつものおもてなし』(共に文化出版局)がある。
文:瀬川 慧 撮影:公文美和