食卓でお馴染みの“マヨネーズ”は、料理の多彩な表情を引き出してくれます。マヨネーズ好きにはたまらない、マヨネーズをふんだんに使ったレシピを4回にわたって紹介します。東京は赤坂の名居酒屋「まるしげ 夢葉家」が教える“居酒屋の王道ポテトサラダ”からスタートです!
じゃがいもは皮付きのまま丸ごとゆでる。
いもが熱いうちに、挽きたての黒胡椒と塩でびしっと味を決める。
これで居酒屋ならではの、酒を呼ぶポテサラが完成するのだ!
コーンと手でちぎったゆで玉子は名脇役でビールにもハイボールにも合う味に。
マヨネーズをたっぷりと効かせた、居酒屋の王道である。
じゃがいも | 約1.1kg(中8~11個)(男爵) |
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にんじん | 1/4本 |
きゅうり | 3/4本 |
玉ねぎ | 1/2個 |
卵 | 4個 |
コーン | 125g(缶詰) |
マヨネーズ | 300g |
塩 | 適量 |
黒胡椒 | 適量(挽きたて) |
青ねぎ | 適宜 |
にんじんは縦半分に切って薄い半月切りにした後、軽く下ゆでして水気をきり、塩、黒胡椒各少々をふって冷ます。
きゅうりは小口切りから薄切りにする。
玉ねぎは繊維に沿って薄切りにし、水500ml(分量外)に塩大さじ1と1/2を溶かした塩水につけ、しんなりしたら水けを絞る。
卵は固めにゆでて殻をむく。ゆでる時間は、沸騰してから約10分間。
コーンは缶詰から出して水気をとる。
青ねぎは小口切りにする。
じゃがいもは皮つきのまま、たっぷりの水(分量外)が入った鍋に入れ、火にかけてゆでる。竹串がスーッと刺さるようになったら取り出し、熱いうちに皮をむき、縦に4つ割りに、さらに1.5cmに切る。
ボウルにじゃがいもを移し、塩大さじ1と1/2をふり、木べらでざっくり混ぜる。さらに、黒胡椒大さじ1/4を加え、混ぜ合わせて冷ます。
2が常温になったら、ゆで卵の白身を手で細かくちぎって加える。黄身は手のひらで挟んで転がしながら細かくして加える。
3に下ごしらえをした野菜とコーンを加え、木べらでざっくりと混ぜ合わせる。マヨネーズ、黒胡椒小さじ1/4と和える。
少しおいて全体をなじませたら器に盛り、青ねぎと黒胡椒を散らす。
――明日(“ビストロのポテトサラダ”)につづく。
1972年埼玉県生まれ。2000年に30歳で「まるしげ 夢葉家」を赤坂にオープン。自らが蔵元に足を運んでセレクトした本格焼酎は常時80種類以上がそろう。黒胡椒がアクセントの“ざくざくポテトサラダ”450円は、店の人気メニューのひとつ。
文:遠藤綾子 写真:石井雄司