豚肉をさっぱり、がっつり食べる。
豚肉とほうじ茶。

豚肉とほうじ茶。

シリーズ「豚肉をさっぱり、がっつり食べる」。今回、豚肉と合わせるのは、ほうじ茶。豚肩ロースの塊肉を、ほうじ茶の香りを効かせた漬け汁でマリネして焼き上げるだけで、驚くほど爽やかに豚肉がいただけるんです。豚肉の旨味をお茶の力で引き出す、ワザありのレシピをご紹介します!

さっぱり香ばしく焼き上げる、贅沢なもてなし肉。

添えた野菜を巻くなど、食べ方はお好みで!

赤身に脂が網目状に広がり、濃厚な味わいが持ち味の豚肩ロース肉。
本能的にテンションの上がる豚塊肉ですが、こってりとした脂身が気になってしまう人も少なくないはず。
でも、ご心配なく。塊肉の中身までじっくり染み込んだ、ほうじ茶の爽やかな香りで、がっつり豚肩ロース肉のローストが、さっぱりとワンランクアップ!
ほうじ茶の代わりに、深く焙煎した燻香の強い京番茶を使えば、さらに香ばしく仕上げることができます。
パーティなど人が集まったときの、メインディッシュにもお薦めです!

ほうじ茶豚

材料

材料 材料 (つくりやすい分量)

・ 豚肩ロース肉 500~600g(ブロック)
・ ほうじ茶の茶葉 5g
・ トマト 2個(ヘタを取り横半分に切る)
・ ドライイチジク 適量(ぬるま湯につけて戻す)
・ 芽キャベツ 適量
・ ヤングコーン 適量
・ 塩 適量
A 水 300ml
A 塩 小さじ2
A はちみつ 大さじ1
A 生姜 30g(薄切り)

1 ほうじ茶風味の漬け込み液をつくる

鍋にAを合わせて強火にかけ、沸騰したら弱めの中火で5分ほど煮る。2/3ぐらいになるまで煮詰めたら火を止め、茶葉を加えて、そのまま常温まで冷ます。

鍋
火を止めてから茶葉を加えると、苦味が出ない。

2 豚肉を漬け込んでねかせる

袋に豚肉と1を入れて、できるだけ空気が入らないように袋の口を結ぶ。3~4日冷蔵庫でねかせる。

漬け込む
しっかり豚肉を漬け込むため、袋の空気をできるだけ抜く。

3 豚肉を焼きつける

焼く1時間前に冷蔵庫から出し、豚肉の水けをざるで切って常温に戻す。鋳物鍋を中火にかけ、肉の全面を焼きつける。フライパンを使う場合は、フライパンに油をひいて中火にかけ、肉の全面を焼きつけたら、オーブンペーパーを敷いたトレイに乗せる。オーブンは220度に温めておく。

豚肉を焼きつける
オーブンに入れる前に、肉の表面を焼いて肉の旨味を閉じ込めます。

4 オーブンで焼く

鋳物鍋の隅にトマト、イチジク、芽キャベツ、ヤングコーンを入れてアルミホイルをかぶせる。フライパンを使う場合は、トレイの隅にトマト、イチジク、芽キャベツ、ヤングコーンを入れてアルミホイルをかぶせる。オーブンに入れて25分ほど焼く。

オーブンで焼く
一緒に焼く野菜はお好みの量を。多めに添えればさらにヘルシーに。

5 粗熱をとってスライスする

オーブンから鋳物鍋ごと出して、粗熱が取れたら食べやすくスライスする。器に盛り付けて、塩を添える。ねぎと水菜を合わせたものを添えて一緒に食べてもおいしい。

ほうじ茶豚
塩は旨味のある藻塩がお薦め。

教える人

みないきぬこ

みないきぬこ

料理家。女子栄養大学卒業後、枝元なほみ氏のアシスタントを経て、2007年に独立。雑誌やテレビ、広告などで活躍するほか、母校の女子栄養大学で調理実習の講義も受け持ち、料理の「なぜ」「わからない」をわかりやすく教えることが得意。著書に『はじめてのストウブ』(池田書店)、『1日でつくれるおせち』 (主婦の友社)など。

文:星野一樹 写真:鈴木泰介