
食いしん坊倶楽部のLINEオープンチャット「dancyuおやつ倶楽部」で、メンバーから寄せられた美味しいおやつをご紹介!第59回は、フルーツ×ヨーグルトの爽やかな組み合わせが暑い夏にぴったりな、「ピエール・エルメ・パリ」のマカロン「ヴルーテ」です。

「マカロンは甘くて苦手」。
そう感じる人には、“スイーツ”を代表するようなカラフルな見た目の印象も、影響しているのかもしれない。
筆者も実は得意ではなかったが、マカロン総大将「ピエール・エルメ・パリ」の夏の陣とも呼ぶべきヨーグルト味のマカロン「ヴルーテ」は、そんな先入観を軽やかに覆してくれた。
フルーツとヨーグルトを組み合わせた「ヴルーテ」は、過去に3~4種類ずつフレーバー展開されることはあったものの、全6種類が一堂に会するのは今回がはじめて。さらに、過去のレシピもアップデートしているそう。
「ライム」や「グレープフルーツ」など柑橘との相性はもちろん、バナナ×ヨーグルトを合わせた「バナーヌ」はデセールのようになめらかな仕上がりで、スタッフ間でも推しのひとつだと聞く。
酸味の表現が難しいとされるヨーグルトが、フルーツそれぞれの輪郭をしっかりと捉えていて、“フレーバーの魔術師”の異名をもつエルメ氏はいまだ健在だ。

「ヴルーテ」はオンラインでも購入可能だが、国内2店舗目の路面店として6月にオープンした「ピエール・エルメ・パリ 丸の内」なら、東京駅からも徒歩圏内と利便性が高く、地方へのお土産探しにも心強い。
丸の内をイメージしたという上品なレッドの限定BOXに、ケークやフィナンシェ、マドレーヌを10個詰め合わせたギフトは、手土産に。一方、アトリエから毎朝直送される「クロワッサン」や、パリのカフェ ピエール・エルメ・パリと同じレシピで作られた、砂糖不使用の「フルーツ&ハーブ ジュース」は、イートインで自分へのご褒美にしたいもの。
夏のマカロンを目当てに訪れたなら、丸の内仲通りに面したテラス席で、パリの空気を思わせる優雅な時間まで味わいたい。


文:藤井存希 写真:MURAKEN 協力:UTUWA