
「dancyu食堂」では本誌夏号と連動した特別メニュー“青唐辛子が香る味噌回鍋肉(ホイコーロー)定食”を6月5日(金)から約2週間、期間限定で提供します。ぜひ、夏ならではのスタミナがつく肉中華定食を味わいにご来店ください!

夏号の特集ですっかり“肉中華”の口になってしまった食いしん坊のみなさん、ご注目!東京駅・八重洲北口の「dancyu食堂」でも、肉中華を味わっていただける夏季限定メニューをご用意。提供するのは、万願寺とうがらしなどでおなじみの“甘唐辛子”を使い、愛知県の“八丁味噌”をベースにした特製ダレで仕上げる“青唐辛子香る味噌回鍋肉(ホイコーロー)定食”だ。
この回鍋肉のおいしさの要は、食べたときの爽やかな辛味と鮮烈な香り!味わいの秘密は“青唐辛子”だ。具材には辛味のない甘唐辛子を使うが、鮮烈な香りと辛味のある青唐辛子をバランスよくW使いすることで、絶妙な爽やかさが生まれる。調理長の佐藤正光さんが、意外な使い方を明かしてくれた。
「青唐辛子はそのまま刻んで炒めるのではなく、にんにく、生姜、長ねぎを加えた香味ペーストにして使うんです。豚バラ肉を焼くときに加えることで鮮烈な辛味と香りが立って、甘唐辛子のおいしさがいきるんですよ」

また、回鍋肉の味つけには甜面醤を使うことが多いが、dancyu食堂が選んだのは愛知県の“八丁味噌”。甜面醤に通じる濃厚なコクがありながら、発酵による酸味とキレも持ち合わせており、暑い季節にぴったり。味噌は和の調味料だが、紹興酒を加えることで中華の香りが加わり、白いご飯が進みまくる回鍋肉に仕上がるというわけだ。


カリッと焼きつけた豚バラ肉のおいしさも見逃せない。使っているのは、食堂の看板メニュー“生姜焼き”と同じく、千葉県産のブランド豚“匠味豚(たくみぶた)”。脂の味わいが軽やかなので、食べごたえがありながらもペロッと完食できてしまう。また、キャベツは軽く蒸してから、甘唐辛子は素揚げしてから加えるなど、それぞれの素材の食感をいかすための細やかな下ごしらえも欠かさない。

さて、この回鍋肉に使った“青唐辛子香味ペースト”は、家庭でも手軽につくることができるという。こっそりつくり方を教えてもらったところ、材料を刻んで混ぜるだけだというから、簡単だ。レシピ開発では何度も試作を重ねてベストな味を探ったという、副料理長の佐藤慎太郎さんに配合を教わった。
「青唐辛子5に対して、にんにく・生姜・長ねぎのみじん切りを各1ずつ、米油2の割合を目安に計量して合わせてください。清潔な容器に入れて落としラップで空気に触れないようしておけば、冷蔵で1週間くらい持ちます。回鍋肉以外の炒め物にも使えますし、シンプルに肉を焼くだけでもおいしいですよ」

ちなみにこの回鍋肉、食堂でも人気の“すだちサワー”と一緒に味わうのもおすすめ。今夏の猛暑に備えてスタミナをつけに、ぜひ「dancyu食堂」へお越しください!

文:大沼聡子 撮影:岡本寿