
食いしん坊倶楽部のLINEオープンチャット「dancyuおやつ倶楽部」で、メンバーから寄せられた美味しいおやつをご紹介!第48回は、かりっとした食感に強めの塩気がくせになる、「豆源」の「塩おかき」です。

歯触りはサクッ、サクッと、その軽快な音までもがおいしさを伝える、「豆源」の「塩おかき」。
国産のもち米を使用した生地をひとつひとつ丁寧に天日干しし、240度の高温に熱した米油と胡麻油でカリッと揚げ、サッと塩を振るう昔ながらの製法で作られる。
もち米、植物油、食塩のみというシンプルな素材は、もち米の甘み、油の軽さ、塩の旨みがダイレクトに感じられるため、個人的には一番好きな餅の食し方“揚げ餅”が、気軽なおやつに進化したような気すらしている。
また、塩おかきの製造過程でどうしても割れてしまったり、長さが満たないなど、見た目が通常商品に届かない規格外のおかきを、徳用の袋に詰めた「塩久助」も隠れた人気。味はなんら変わらず、むしろ160g(通常の2倍以上!)もぎっしり詰まったお得感たるや。「塩久助」の有り難さを知り、「塩おかき」の繊細さ・貴重さに改めて気付かされることもあるだろう。

「『豆源』といえば豆菓子」というように、慶応元年(1865年)の創業以来、追求してきたのが、豆菓子。あと1個、もう1個……と手が止まらなくなり、いつの間にか話に花を咲かせてくれる、小さくも技ありなお茶菓子文化を今に伝えている。
一番人気の「おとぼけ豆」は、青海苔・きざみ海苔・海老の3種類が入った磯風味のアソート。梅紫蘇風味がさっぱりと爽やかな軽い塩味の「梅落花」や、和三盆糖の上品な甘さの中にほんのり抹茶の苦みが感じられる「抹茶」など、どれも豆菓子の可能性を引き出したユニークなラインナップを誇る。
なかでも、ローストアーモンドにクセの無いモッツァレラチーズを合わせて軽い塩味で仕上げた「モッツァレラアーモンド」は、オンラインと麻布十番の本店限定の豆菓子。
そのほか本店では、糖掛けしたての南京糖など“出来立て”商品も揃うため、ギフト選びにかこつけ、食べ歩きに立ち寄るのも一興だ。



文:藤井存希 写真:MURAKEN