
食いしん坊倶楽部のLINEオープンチャット「dancyuおやつ倶楽部」で、メンバーから寄せられた美味しいおやつをご紹介!倶楽部メンバーに「年末年始に食べたい美味しいおやつ」を教えてもらいました。第38回は、甘さ控えめの白小豆餡を挟んだ、大人のための福菓子、「御菓子司 白樺」の「たらふくもなか」です。

思わず頬が緩んでしまう、ちょっとわがままボディで、少しぐうたらな猫最中。
東京は下町、錦糸町で創業70年以上愛され続ける「御菓子司 白樺」の人気商品である。以前ドラマに登場したことがきっかけで評判を呼び、“おめでたい”最中として全国にファンを増やした。
黄金餡がたっぷり詰まった「たらふくもなか」は、そのおいしさと希少性から“白いダイヤ”とも呼ばれる北海道産の白小豆を使用。大きな銅鍋で白小豆を丁寧に炊き上げた黄金色のあんこを、猫型の最中でサンドしている。
ほくほくと上質な白小豆の味が感じられるあっさりとした甘みと、パリッとした最中の香ばしさもあいまって、思いのほか軽々と食べ終えてしまう。

創業者が幼い頃に過ごした北海道時代に、身近にあった白樺の樹から屋号をとったという「御菓子司 白樺」。錦糸町の本店は、今なお下町の人情・風情を絶やさぬ地域密着型の和菓子店なので、ぜひ足を運んでみてほしいのだが、オンラインサイトも「たらふくもなか」がずらっと並ぶ姿は一興。期間限定で、黒胡麻で仕立てた仲間「たらふくもなかクロ」も登場しているようだ(11/21~12/15販売分限定)。
どの猫も、べたっと寝そべるのではなく、少しだけ起きようとしている(のか!?)体勢も愛らしい。贈る側も贈られる側にも“笑顔と福”を運んでくれるに違いない。

文:藤井存希 写真:MURAKEN
「白いダイヤ」と称される、北海道産白小豆の黄金色のあんこが甘過ぎず美味!パッケージも味も繊細で品があるので、目上の方や訪問先への贈り物にもお薦めです。