
食いしん坊倶楽部のLINEオープンチャット「dancyuおやつ倶楽部」で、メンバーから寄せられた美味しいおやつをご紹介!倶楽部メンバーに「夏に食べたいおやつ」を教えてもらいました。第21回は、夏季限定で登場する、「共楽堂」の「ひとつぶのマスカット」です。
新たなテーマ“夏に食べたいおやつ”として、倶楽部メンバーから挙がったのは、夏季限定で販売される「ひとつぶのマスカット」。もぎたてのマスカットを生のまま、薄い求肥で一つずつ包んだ珍しい和菓子で、使用するのは“ブドウの女王”の異名を持つ最高級品種の「マスカット・オブ・アレキサンドリア」。
岡山の契約農家で朝摘みされるマスカットは、「単に甘ければよいわけではなく、少し酸味がある方が、求肥の甘さとの相性が抜群に良くなる」という考えのもと、あえて糖度をやや抑えめで収穫しているのだそう。
その絶妙なバランスにより、口内でマスカットの皮がパリッと弾けた瞬間、上品で爽やかな香りと、みずみずしい甘みが口いっぱいに広がっていく。
「ひとつぶのマスカット」を40年以上にわたり変わらぬ製法で作るのは、広島県に本店を構える、昭和8年創業の「共楽堂」。“旬果瞬菓”をコンセプトに掲げ、旬の果物や野菜などを大胆に使用した創作和菓子を販売する。
4月末~9月頃に販売される「ひとつぶのマスカット」以外にも、種がない「ひとつぶのピオーネ」(7月~9月下旬頃)や「ひとつぶのシャインマスカット」(8月上旬~10月中旬頃)、フルーツのような甘みがあるトマトを使用した「ひとつぶの乙女の涙」(1月中旬~6月頃)など、魅力的な姉妹品が揃う「ひとつぶシリーズ」。(収穫状況によって多少前後)
季節や天候によってひとつぶひとつぶ異なる、“一瞬”の味覚を味わい、贈ってみるのはいかがだろうか。
文:藤井存希 写真:MURAKEN
少し酸味のあるマスカットとほんのり甘い求肥のハーモニーが最高です!
4個入りから販売&コンパクトなパッケージなのでちょっとした手土産に重宝しています。暑い日にピッタリなジューシーなお菓子なので、毎年自分用にも必ず購入しています。
冷蔵庫で冷やして食べるのがおすすめです。