
食いしん坊倶楽部のLINEオープンチャット「dancyuおやつ倶楽部」で、メンバーから寄せられた美味しいおやつをご紹介!倶楽部メンバーに「鉄板の手土産」を教えてもらいました。第20回は、季節や地域で変わるユニークな小箱に入った、「福砂屋」の「フクサヤキューブ」です。
パカッ。キューブから桃太郎のように顔を出すのは、みなさんご存知のカステラ。
創業寛永元年(1624年)から400年の歴史を誇る「福砂屋」が、遊び心のあるパッケージで、定番のおやつに新風を吹き込んだ。
1本の長方形を切り分けるカステラは、昔から知り合っているからか、飛びつくことはなくなっていたものの、こうしてモダンな形に進化してからは、贈る側としても贈られる側としても手にする機会が増え、グッと身近なおやつになった。
黄色い小箱を開けると、その高揚感からパクパクッと止まらなくなり、1切れでは足りないし、2切れの丁度良さにあらためて感心。
聞けば、このミニサイズのカステラも、熟練した職人が一つ一つ手作りしているのだとか。口当たりはふわふわで、しっとりが詰まった生地に、底のじゃりっとしたザラメが、いいアクセントを与えている。
倶楽部メンバーのルロワさんが挙げてくれた「母の日」限定デザイン以外にも、夏は「涼やか金魚キューブ」、年末年始には「干支フクサヤキューブカステラ」など、季節ごとのパッケージ、また地域ごとに展開される限定パッケージにも注目したい。
文:藤井存希 写真:MURAKEN
母の日限定デザインは、ピンクで彩られたローズのパッケージ。私の母もこのフクサヤキューブ大好きなので、今年の母の日にはローズのフクサヤキューブを贈りました。
食べやすいサイズ感と目を魅くパッケージは、日本ならではのおもてなしの心も感じられて、海外の方にも人気かも!