
食いしん坊倶楽部のLINEオープンチャット「dancyuおやつ倶楽部」で、メンバーから寄せられた美味しいおやつをご紹介!倶楽部メンバーに「鉄板の手土産」を教えてもらいました。第10回は、18年連続でミシュランの星を獲得し続ける六本木のフレンチの名店で、コースのミニャルディーズとして生まれた、「ザ・ピーカンナッツショコラ」です。
フランスのグランメゾンで8年間研鑽を積んだのち、東京・六本木にて自身の名を冠した『Édition Koji Shimomura』を、18年連続でミシュラン星付きレストランに導いた下村浩司シェフ。
「エディション=編集」が意味するとおり、料理だけでなく器やインテリア、サービス、スイーツなど、下村シェフのクリエイティブを凝縮したレストランで、コースのお茶菓子として提供していたのが、今回紹介する「ザ・ピーカンナッツショコラ」。そのおいしさの虜となったゲストから、「手土産に買いたい」、「取り寄せしたい」という熱い要望が高まり、商品化されたという逸品だ。
これまで、チョコレートがけのピーカンナッツを好んで試してきたものの、記憶する類似商品とは、まったくの別モノ(これこそ「レベチ」と呼ぶのだろう)!
カカオを中心としたスイーツブランド「マキア・ド・カカオ」を立ち上げるなど、ショコララバーである下村シェフの「ザ・ピーカンナッツショコラ」は、料理人ならではの丁寧な手技が、その違いを生みだした。
香ばしくローストしたピーカンナッツを極薄く飴がけしたことで、ピーカンナッツ特有のサクッ、シャクッとした軽やかな食感や香ばしさをキープ。仕上げに上質なショコラパウダーをまとわせることで、コクのあるナッツ感が最大限に生かされている。
倶楽部メンバーのnaomiさんが「一度手を出したら最後」と表現するように、軽やかな食感とコクのある風味は、まさに手が止まらなくなるおいしさなのである。
文:藤井存希 写真:MURAKEN
品質・味・パッケージ・ネームバリューのどれをとってもご進物に申し分ないお品ですが、もちろん自分用としても、おやつやミニャルディーズに、ワインや洋酒のお供に、忙しい時のご飯がわりに?と、万能に活躍します。ただ一度手を出したら最後、止まらなくなってその魅力を知ったときには、もう引き返せなくなっているのである意味、注意が必要です。