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ズワイガニの最高峰「松葉ガニと越前ガニ」

ズワイガニの最高峰「松葉ガニと越前ガニ」

京都丹後半島の日本海産ズワイガニ専門店「魚政」。日本海の特別な海水と海底が、比類なき美味蟹を育み、ズワイガニの道38年の谷次賢也と郁也兄弟の蟹を仕入れる目利き力と茹でる技が相まって、匠の松葉ガニ・越前ガニ(オス)とセイコガニ(メス)が完成する。

福井県沖から島根県沖の冷たい日本海固有水がズワイガニを育む

対馬海峡の水深が約200mと浅い日本海特有の地形が、豊富な酸素を含む0〜3°cの低温の海水を守っている。この海水は日本海固有水と呼ばれ、その海底は餌が豊な好漁場だ。当然、ズワイガニの身は充実し、味噌や卵も脂が乗る。さらに、漁場が近く、日帰り操業できることから、蟹が元気な状態で水揚げされる。京都府京丹後市の魚政は活きた蟹しか仕入れない。仕入れ担当の谷次賢也は、地元京都だけでなく、兵庫・福井・鳥取・島根の各漁港の競りで目利きする。38年前、この道に入り、これまでに目利きした松葉ガニは60万匹ほど、セイコガニは1,000万匹以上。まさに蟹の甲羅の中を見通せる目利き人だ。水揚げ漁港で様々なブランドタグと選別基準があるが、魚政はタグではなく、独自の厳格な基準で蟹を選別する。

ズワイガニ

オスの堅カニは水揚げの2割、初卵の極上セイコガニは1~2%

茹でると腹の甲羅が艶々の鼈甲色になる、殻が堅くて、身が詰まったオスの蟹は数が少ない。冬の日本海の天候に大きな影響を受けるカニ漁だから、相場は乱高下する。さらに、そもそも浜値も高価なので、毎回勝負の仕入れは非常に難しい。
セイコガニは1度目の卵 『初卵』 を抱えたものが美味。肉質は細やかで純白。内子も外子も濃厚で高く評価される。初卵のセイコガニで、元気で脚が揃っているものは、100杯に1~2杯。さらに220g以上の特大は500杯に1杯あるかの貴重品だ。

谷次賢也の兄・谷次郁也がこだわりの茹でを担当

蟹は水温3度の水槽に何日か逗留し、漁のストレスを癒し、泥を吐かせる。蟹を茹でるのは、兄の谷次郁也。茹でる前に、地下水で活け締めにし、蟹をタワシで隅々まで洗い、茹でてからも丁寧にアクを流す。こうすることで冷蔵庫に2,3日おいても、味が締まることはあっても、臭くなることはない。オスの松葉ガニ・越前ガニとセイコガニは、茹でる塩分も時間も違う。さらに蟹のサイズでも茹でる時間が違うから、3つの釜をフル稼働させて、それぞれ絶妙な具合に茹で上げる。火を入れすぎても、足りなくても、蟹は最高の状態にならない。特に蟹味噌や内子は加減が難しい。38回目のシーズンを迎えた、磨き上げられた蟹を茹でる技能は、簡単には真似できない職人技だ。

プレミアムズワイガニ 魚政BLACK
「プレミアムズワイガニ 魚政BLACK」茹で・特撰・活けで900〜1100g 日本海西部産冷蔵
日本海のズワイガニ(松葉ガニ・越前ガニ)の中でも、京都丹後「魚政」の谷次賢也と郁也兄弟が厳選する「プレミアムズワイガニ 魚政BLACK」です。茹で、または活けの雄ズワイガニには、水揚げした港のタグが付きます。
12/1〜24出荷 37,800円
12/25〜1/9出荷 54,000円

セイコガニの甲羅盛り 蟹の宝船
「セイコガニの甲羅盛り 蟹の宝船」大サイズ 5個 活けで210g級使用・甲羅含む重さ約95g 日本海西部産 冷凍
越前ガニ、松葉ガニとはズワイガニの雄で、小さな雌はセイコガニと呼ばれます。食べやすく、外子、内子、かに味噌、蟹身に分け、蟹の甲羅にすべて盛り込みました。
11/15〜12/24出荷 18,900円

文:(株)食文化 萩原章史

dancyu.com

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