dancyu本誌から
dancyu12月号「ニッポン美味『納豆』図鑑」絶賛発売中!

dancyu12月号「ニッポン美味『納豆』図鑑」絶賛発売中!

「最近、おいしい納豆に出合わない」。そんな声を受けて今回dancyuでは、33年前の創刊以来初の「納豆」大特集を組みました。大豆の味を堪能したい“大粒”派も、ご飯との相性を重視したい“小粒”派も、ふわふわ食感を楽しみたい“ひきわり”派も大満足できる納豆が見つかりました。今や、納豆は東北や関東だけのものじゃない、全国各地の真においしい納豆をご紹介します。

豆好き

表紙
P16-17
P26
P79
dancyu2023年12月号
落花生が大好きです。殻をカリッと割って、薄皮をむいて口に放り込めば、香りとほのかな甘味がふわりと広がる。たまらんですね。千葉などでとれる大ぶりの“おおまさり”は生を塩ゆでにして、熱いうちに食べると旨い。炊き込みご飯にしても美味しい。岩手の農家の友人が送ってくれる白いんげん豆も素晴らしい。塩ゆでにしただけで、上品な旨味と軽やかな甘味が広がります。初夏のうすい豆もいいですね。卵とじ、豆ご飯が似合います。カレーや煮込み料理に入れたひよこ豆もいいアクセント。ひじきの煮物に入った大豆の存在意義は特筆すべきもの(大豆のない状態を想像してみてください。物足りないでしょ?)。 
もちろん、枝豆やそら豆も大好物。塩ゆでもいいけれど、さやごとオーブンで焼いて粗塩をふったり、オリーブオイルをひいたフライパンで鷹の爪と一緒に炒り焼きにして塩で味をつければ酒のつまみになります。
そう、豆好きなんです、僕は。豆ならではの香りや食感や旨味はいつでも味わいたいし、飽きることがありません。だから、納豆も豆の味がきちんと感じられる大粒タイプがいいですね。思い切りかき混ぜてしっかり糸を引かせるより、適度に混ぜて糸を引きつつもそれぞれの豆が独立して存在感を示してくれる状態で食べたい。やはり納豆は豆料理です!(小粒派&ひきわり派のみなさん、ごめんなさい!)

dancyu編集長 植野広生
dancyu2023年12月号
dancyu2023年12月号
特集:ニッポン美味「納豆」図鑑
A4変型判(132頁)
2023年11月6日発売/980円(税込)

写真:エレファント・タカ