究極の缶詰！1キロ超級の金華さば水煮缶"VINTAGE 2021"

2023.11.07
- 連載 : 美味お取り寄せ

1尾1キロ超級の金華さばが原料！サバは大型になればなるほど脂がのる。1キロ超にもなれば粗脂肪率は30％にもなる。塩水で味付けされ、缶中で熟成2年のVINTAGEは一般入手困難。激減したサバ資源、次回の製造は不可能かもしれない。

サバ缶ブーム便乗商品ではなく、王道の水煮缶。それも規格外のすごさ！

こんな馬鹿げたサバ缶がこの世に存在すること自体が奇跡に近いかもしれない。
そもそも金華さばの1キロ超級は殆ど水揚げがない。だから、鮮度が良い状態で冷凍庫に一本一本備蓄し、缶詰原料を確保している。そのため、計画的な製造は不可能。サバ資源が乏しくなった、ここ数年の状況が回復しなければ、今後、同レベルのサバ缶の製造は見通しが立たない。また、あまりに鯖が大きいので、製造はベテランの職人の手による部分が多く、深刻化する職人不足も今後は影響するだろう。

2021年8月製造分600缶、10月製造分3,200缶が“VINTAGE2121”の残数。

8,948缶を2121年8月27日に製造。8,825缶を10月20日に製造。計17,773缶のうち、既に約8割は売れ、残りは約3,800缶。決して安い缶詰ではないが、リピーターが箱買いするので、この案内で“VINTAGE2021”は売り切れてしまうかもしれない。
強烈なリピーターの存在が、この水煮缶が一般入手困難で圧倒的にうまい！の証。サバ缶マニア垂涎の逸品と言っても過言ではない。贈答品としても非常に人気がある。

製造から3年が賞味期限だが、「超えてからがうまい！」の声も

この究極のサバ缶を企画した私が言うのもなんだが、この水煮缶は原料が非常に上質なので、製造から2年以降が美味で、賞味期限の3年を超える頃は超美味だと思う。実際、3年前に売り切れた初回製造分が我が家の納戸に貯蔵されているが、その味わいは筆舌に尽くしがたい。1キロ級の金華さばの、身と皮と骨と塩水と身から染み出した脂（EPAとDHAの宝庫）が、缶詰の中で独自の進化を遂げ、実にうまい！

手で詰めた「金華さばギュウギュウ状態」だから、缶切りで缶の底を開けて欲しい

上側のフルオープンエンドで開けるのではなく、缶の底を缶切りで開けたい。隙間がないほど詰まった金華さばを、傷つけないで出すにはそれしかない。「原材料：凄い金華さば、水、塩」は、どんな食べ方でもうまい！おすすめはキャベツの千切りの上に汁ごとのせて、少量のマヨネーズと醤油と一味唐辛子！感動間違いない圧巻の美味だ。