ノンアル業界の新風となるノンアルワイン缶「ノンアルでワインの休日(赤)」「同(白)」が、2022年3月1日、満を持して登場した。長年ワインを造り続けてきたサントリーだからこそたどり着けた味わいは、果実の香りや厚みを実現。さらにはワインを飲む時に感じられる豊かな気持ちを、ノンアルでも感じていただけることを目指したという。とある週末の昼過ぎ、「ワイン好き」を公言する「dancyu食いしん坊倶楽部」メンバーで試飲会を開催。新発売のノンアルワインを体験して、どんな印象を持ったのか? その生の声をお届けする。
鼻先に(白)のグラスを近づけたメンバーの顔に、驚きの表情が広がった。
「香りが華やかに広がりますね!」
それは他のメンバーも同様に感じた様子で、「ノンアルとは思えない、本物のワインの香りがちゃんと感じられる」などと次々と声があがった。味わいも同様で、ノンアルというとどうしても“甘い”“ジュースっぽい”イメージがこれまでつきまとっていたが、「ノンアルでワインの休日」にはまったく甘ったるさがない。
それもそのはず。「ノンアルでワインの休日」は、ワインからアルコールを抜いたワインエキスを使用することで、ワインらしい厚みや深みを再現。さらに、熟練のソムリエに意見を仰ぎ、何度も試作を重ねたという。まさに、サントリーがこれまでに培った技術とソムリエとの知見が融合し、一缶の中に表現されているのだ。
「“ノンアルワイン”という一つのジャンルが出来上がった感じ。これまではノンアルを飲む事はあまりなかったが、これからは積極的に『今日はノンアルワインにしようかな』と選びたくなる味ですね」などと高評価の感想が続出した。
休肝日というと、お酒好きには我慢の日になりがちなところだが、このテイストならワインの気分を充分に楽しめるので前向きにもなれそう。さらに気軽に手に取りやすい350ml缶というルックスに、「飲み切りやすいサイズなので、スーパーやコンビニで見かけたらスッと手が伸びますね。常備したくなる」「リモートワーク時に、ワインの味を楽しめたら良い気分転換にもなるし、仕事に気合が入りそう」など、手に取りたくなる場面がどんどん沸き上がった。
その味わいの良さは、「dancyu食いしん坊倶楽部」100名に実施したアンケートでも明らかとなった。
倶楽部メンバー100名が「ノンアルでワインの休日」の赤と白を飲んでアンケートに回答。「飲んでみておいしいと思いましたか?」という問いに、「おいしいと思う」という肯定的な回答は、なんと95%! また「食事と合わせて飲みたいと思いますか?」という問いには、87%以上が「合わせたい」と答えるなど、「ノンアルでワインの休日」に対して肯定的な回答が多数を占めた。
フリーアンサーで目立ったのが、「料理と合わせて楽しみたい」という声。「単体でも十分においしさを楽しめるが、食事と合わせるのが良いと思った」(30代男性)、「ぶどう本来の果実味を感じ、甘さ控えめで料理に寄り添ってくれると思う」(60代男性)、「スッキリとして甘さがないので、食事にとても合った」(50代女性)という声が多く、その本格的なワインテイストに食欲もそそられるという。
一方、「どんなシーンで飲みたいですか?」の問いに対しては、「休肝日に」(57%)、「ゆったり過ごしたい時に」(43%)、「昼下がりに家族と」(36%)、「アウトドアで」(38%)というように、「ノンアルでワインの休日」はシーンを選ばず、幅広い汎用性の高い飲み物だということが分かった。
試飲会でも、友人や知人へお薦めするという声が挙がったかと思えば、ワインらしい味わいと香りにのせられて、「スパークリングなので、赤は韓国料理のような辛味がある味にも合いそう」(入江)、「白は餃子といいカップリングになるはず!」(廣松)、「私は白を、ゆず胡椒を効かせた和風の白身魚のカルパッチョで」(パリセック)など、料理の名前も続々と挙がった。ノンアルワインでも料理とのマリアージュを楽しめると、食へのアンテナが高いメンバーたちも大満足の様子だった。
確かに、「ノンアルでワインの休日」は多彩な場面で活躍しそうだ。週末でアウトドアに繰り出す際には、お酒を我慢しなければいけなかったドライバーにとって選択肢が増えて喜ばしいのはもちろん、インドアで過ごす際にもさまざまな場面で手に取りやすい。試飲会に参加したメンバーも同様で、
といった具合に、どんなシーンでもワインのようなテイストを楽しめると高評価だ。
また、面白い声として挙がったのが、映画鑑賞×「ノンアルでワインの休日」。お酒を片手に映画を観ると、ついつい寝てしまいがち。そんな時には、映画とお酒の組み合わせよりも、むしろ『ノンアルでワインの休日』で、という新たなスタイルを提案くれた。
どんなシチュエーションでも寄り添ってくれる「ノンアルでワインの休日」への期待感は、今後、飛躍的に高まりそうだ。
文:柳原美帆 写真:菅野祐二(SPOKE inc.)