「BEACH BURGER」のハンバーガー｜大野拓朗のロサンゼルス☆食事情⑤

注文したのは「BEACH BURGER」。この店はビーチ沿いにある立地の良さ、その雰囲気だけですでに満足して美味しい気分に浸れますが、料理もすごく美味しいのです。
僕の食べたハンバーガーは、分厚くも柔らかいオーガニックアンガス牛のパティが2枚入っていて、一口噛んだ途端に溢れ出る肉汁にまず感動。バンズはブリオッシュで、バターの甘みとサクサク感が口あたり良く更に食欲を掻き立てられます。そこに新鮮なシャキシャキレタスが多めに挟まり、レタスとバンズの間にはアリオリソース（ガーリック・マヨネーズ）が塗られ、これがまたなぜか明太マヨみたいな味がして（笑）。メニューの説明にも「明太子」とは書いてないのですが、ソース自体はちょっと赤いので、チリ的な要素が入っているのかもしれません。そのちょいピリ辛ソースがハンバーガーを引き締めていて、相性抜群でした。

サイドはサラダかポテトが選べます。僕はサラダをチョイス。この野菜たちもまた新鮮シャキシャキで美味しい。ドレッシングは酸味が効いたビネガー系のドレッシングなので、パンチのあるハンバーガーを食べている途中で、口の中をさっぱりさせるのにも最適。ハンバーガーに挟んで味変してもこれまた合うので2度美味しいですね。

この国の料理は日本のような繊細な味付けというわけではないけれども、アメリカの、しっかり王道な、ひと口含んで美味い！って味わいも紛れもなく「美味いっ！」であって、この味と離れられなくなりそうな予感がする今日この頃です。

それにしても、このハンバーガーはひとつ食べたら大満足の大ボリュームでした。

ああ、書いているだけでよだれが……。
次はなにを食べに行こうかな。

おまけ。

「このクッキーが美味しい！5〜6種類、いや、もっと種類が出ているこの「PEPPERIDGE FARM」のクッキー。どれを食べても美味しい。薄さ、チョコチップ、アーモンド入りなど、自分好みのものが必ず見つかるはず。海外旅行の際、見つけたらぜひ試してみてください。日本でももしかしたら手に入るかも。ちなみに僕は、いろいろ試した結果この「thin＆chrispy」が一番好きです。」

大野 拓朗 （俳優）

1988年11月14日生まれ、東京都出身。2009年、第25回ミスター立教に選出される。2010年、映画『インシテミル〜7日間のデス・ゲーム〜』で俳優デビュー。2019年12月からは俳優修業のため単身渡米。新型コロナウイルス感染拡大抑制のためロックダウン（都市封鎖）されたNYでの生活を経験。そこでの経験を執筆した「7ヵ月のニューヨーク留学を経て、いま伝えたいこと。」＠現代ビジネスWEBは100万PV超、「ニューヨーク☆デリバリー事情」＠dancyuWEBは、旅行に行けない皆さんから大変楽しまれる連載となった。そして、帰国後すぐに出演した、ブロードウエィ・ミュージカル「プロデューサーズ」（20／相手役／福田雄一演出）＠シアターオーブはコロナ渦に負けず連日大盛況となり「大入り」を記録する。

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