大野拓朗のロサンゼルス☆食事情
「Pink's Hot Dogs」のチリドッグ|大野拓朗のロサンゼルス☆食事情①

「Pink's Hot Dogs」のチリドッグ|大野拓朗のロサンゼルス☆食事情①

ソーセージの塩分とパリパリとした食感に、パンのふわふわ、チリソースのスパイシーな風味……ロサンゼルスで、ナンバーワンホットドッグに出会いました!

ナンバーワンホットドッグに出会いました!

dancyu webをご覧の皆様、お久しぶりです。食べるの大好き!俳優の大野拓朗です。
僕は今、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスに来ております。ハリウッドを目指すならここ!今回はこの地で人脈を大きく広げます。語学のブラッシュアップにも繋がって、アメリカの芸能と文化、大好きな食をより知る旅になったらと思っています。
ちなみにその後は、一旦帰国して日本でのお仕事を一生懸命やらせていただき、再びニューヨークへ飛びます。前回お世話になった方々との再会と、今度こそはブロードウェイミュージカルをたくさん観て、懐かしのニューヨーク飯を楽しみます。更にその後は、スイスでウイーンミュージカルを観たり、イタリアで美味しいもの食べたり飲んだりする、ヨーロッパ廻りをしようと思ってます。心も身体もふくよかに!ひと回りもふた回りも大きくなった大野拓朗を魅せるために、色んなことを吸収する旅に出ます!
今回は2ヶ月という短い滞在ではありますが、コロナウィルスによる規制もだいぶ緩和してきたここ、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスの食事情を、ちょこっとお得事情も交えてお伝えしていきます!

初回に紹介したいのは、1939年から続く老舗であり、多くのセレブリティからも愛されるアメリカの国民食ともいえるホットドッグ屋さん「Pink's Hot Dogs」です。
LAのトレンド発信地と言われるメルローズ・アベニューの、一瞬だけ人混みが途切れるエリアに位置するこの店。それでもお昼時にはPink'sの前だけには長い行列ができています。

行列

ここでちょっとした主観的情報。
このメルローズ・アベニュー、ちょっと前までの渋谷のセンター街みたいなイメージでした。人としては、イケイケなヒップホップ系の若者が多い印象。慣れないと見た目はちょっと怖いかも(笑)そして、古着屋さんがたくさんあったり、毎週日曜日には高校の敷地内でフリーマーケットが行われていたり、雰囲気の良いレコード屋さんがあったり、インスタグラム等でもよく見かけるフォトジェニックな壁もたくさんある、いろんな世代が、いろんなジャンルの人が楽しめる通りです。

このPink's、実は僕、現時点(LA生活1週間)ですでに3回行っております。滞在中まだまだ行く予定です。宿泊先から10分ほどの距離にあり、手軽でお洒落、とても美味しくて、なんといっても種類が豊富なのが最大の魅力!
40種類以上ものメニューが存在して、11種類あるハンバーガーもどれも美味しそうなので、あと1回や2回行くだけでは済みそうにありません。
やっぱり1番のおすすめは定番のチリドッグ!
この上にかかっているチリソースが、この店をスターダムに押し上げた所以とも言える「王道ホットドッグ」です。

ホットドッグを食べる男性

ソーセージはパリパリジュワーの肉厚なアメリカンサイズ。
パンはふわふわ柔らかく、軽いながらも、鉄板の上で少しだけ中を焼いてから挟んでいるので、簡単には破けずこれだけのボリュームをしっかりと包み込んでくれています。
そしてこのチリソース。たっぷりかかっていて味が濃そうに見えますが、ほとんど塩分はなく、ちなみに辛味もほぼありません。スパイシーな、少しカレーのような風味がします。
ソーセージの塩分とパリパリとした食感に、パンのふわふわ、チリソースのスパイシーな風味が合わさる。ホットドッグナンバーワンに出会いました。

フォトスポット

外にはテラス席があります。
こんなフォトスポットもあったり(以前までは顔の部分が抜けていて、顔出しパネルとして撮影出来ていたみたいです。)、可愛らしい空間になっています。
ああ、書いているだけでよだれが……。
次はなにを食べに行こうかな。

ー今回の料金ー
チリドッグ $5.25
消費税 $0.50

合計 $5.75

☆SHOP INFORMATION☆
ADDRESS:709 N La Brea Ave, Los Angeles, CA 90038
HP:http://www.pinkshollywood.com
1939年当時の写真
この当時はたったの10¢だったんですね。
大野 拓朗

大野 拓朗 (俳優)

1988年11月14日生まれ、東京都出身。2009年、第25回ミスター立教に選出される。2010年、映画『インシテミル〜7日間のデス・ゲーム〜』で俳優デビュー。2019年12月からは俳優修業のため単身渡米。新型コロナウイルス感染拡大抑制のためロックダウン(都市封鎖)されたNYでの生活を経験。そこでの経験を執筆した「7ヵ月のニューヨーク留学を経て、いま伝えたいこと。」@現代ビジネスWEBは100万PV超、「ニューヨーク☆デリバリー事情」@dancyuWEBは、旅行に行けない皆さんから大変楽しまれる連載となった。そして、帰国後すぐに出演した、ブロードウエィ・ミュージカル「プロデューサーズ」(20/相手役/福田雄一演出)@シアターオーブはコロナ渦に負けず連日大盛況となり「大入り」を記録する。