東京の『世界食堂』でソウルフードを食べて旅気分!
イタリア&エチオピアでふわふわモチモチ食感|世界各国のソウルフードで旅気分②

イタリア&エチオピアでふわふわモチモチ食感|世界各国のソウルフードで旅気分②

イタリアのピッツァ、エチオピアの主食インジェラを交えたセットがテイクアウトで楽しめる! 東京にある世界各国のテイクアウト料理をおいしく&手軽に味わえるTaste of World。旅気分を味わえて、お店の支援にもつながる取り組みだ。テイクアウトボックスを開けて、異国の味わいを召しあがれ!

ピッツァの大定番に、キャビアのサラダをトッピング?!

「ピッツァは、小麦粉のポテンシャル、つくり手の技術、窯の火力、この三つで味が決まるんだ」と語るのは、“マッシモ”という愛称で親しまれているマッシモッタヴィオさん。2011年に店をオープンした際は、自身の手でピッツァ窯をつくり上げた。「窯からつくるピッツァ職人は、そういないんじゃないかな」と笑うマッシモさんのピッツァは、表面がカリッとしていて、内部が驚くほどにふわふわ。噛むほどに生地の甘味が口内に広がる。400℃を超える窯の火力があってこそできる味わいだという。

料理
「MASSIMOT TAVIO(マッシモッタヴィオ)」がテイクアウト用に考案したのが“マリナーラ ディマッシモ サラダとキャビア、クリームチーズを添えて”。
マッシモッタヴィオ・ミニクッチさん
「テイクアウトでしか味わえない、特別なピッツァだよ!」と店主のマッシモッタヴィオ・ミニクッチさん。

マッシモさんお薦めのピッツァは、シンプルなトマトソースのマリナーラに、キャビアとクリームチーズのサラダをトッピング。酸味と塩味をもっちりした生地が見事に受け止めている。イタリアの味覚を堪能できる、遊び心があるマリアージュだ。

マッシモッタヴィオ
【住所】東京都杉並区永福4‐4‐4
【電話番号】03‐6802‐7648
【営業時間】11:30~14:30(L.O.) 18:00~22:30(L.O.)
【定休日】水曜
※営業時間は状況により変更となる可能性があります。

エチオピアの食文化には欠かせないインジェラとダボ

料理
国民食であるインジェラとダボに添えるのは、伝統的な煮込み料理カイワット、ヤタキルト、ミスールの3種。ほかにチキンとヤギのケバブに、マリネサラダとボリューミーな内容。現地の味が一度に楽しめるお得なコンボ。

クレープのようなモチモチとした食感に爽やかな酸味が効いたインジェラを、スパイシーで複雑な味わいのカイワット(牛肉の煮込み)と一緒に頬張ると、エチオピアの食文化が口の中に広がる。
「故郷の味を日本でも食べたくて」という思いで、オーナーのソロモンさんが東京初となるエチオピア料理専門店をオープンさせたのは約30年前。当時はまだ珍しかった現地の味を広めた草分け的な存在だ。

ソロモン・グルチェナさん
オーナーのソロモン・グルチェナさん。「エチオピアの食文化が詰まったコンボを味わって」
料理
「Queen Sheba(クイーンシーバ)」がテイクアウト用に考案した“エチオピアスペシャルコンボ”の内容は、インジェラ、ダボ、ヤタキルト(野菜煮込み)、ミスール(レンズ豆の煮込み)、カイワット(牛肉のスパイシー煮込み)、マリネサラダ、チキン&ヤギのケバブ。

テフと言われる穀物を水で溶き、長時間発酵させて焼き上げるインジェラは、現地では各家庭でつくるいわばママの味。栄養価も高く現地の食事には欠かせない主食だ。これに、豆や野菜、肉などを煮込んだ数種類のワット(煮込み)をつけるのが伝統的な食べ方だという。現地から取り寄せる素材でつくった、本格的なエチオピア料理を味わえるのは都内ではここだけ。ぜひ体験してほしい。

クイーンシーバ
【住所】東京都目黒区東山1‐3‐1 ネオアージュ中目黒地下1階
【電話番号】03‐3794‐1801
【営業時間】17:00~22:30(L.O.)
【定休日】無休
※営業時間は状況により変更となる可能性があります。
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写真:中田浩資、大谷次郎 コーディネーター:茂庭 翠