dancyu本誌から
dancyu9月号「夏のおつまみ」絶賛発売中!

dancyu9月号「夏のおつまみ」絶賛発売中!

dancyu9月号、「夏のおつまみ」は本日発売です!“おつまみ”って、控えめな存在ですが、 その響きからして幸せ感が漂います。ちょっとつまんで、ちょっと呑んでもよし。いくつか並べたら立派なごはんにもなりますよ!

新感覚おつまみ

表紙
dancyu9月号
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dancyu2020年9月号
お、なんか気が利いてるね。と思う瞬間がありますよね。蒸し暑い夜に入った居酒屋で、キリッと冷えたおしぼりが出てきたとき。定食を頼んだら、付いてきた小鉢のちょっとした煮物が妙に美味しかったとき。休日の夕方、「何かつまむものない?」と言ってみたら、みょうがとわかめの酢の物などがさっと出てきたとき(夫がつくるか、妻がつくるかは別として)。
浅草にある洋食店「グリルグランド」で目玉焼きのせハンバーグを頼んだときに、フォークとフィッシュスプーン(魚料理に使うスプーンとナイフの中間のようなもの)が添えられてきたときもそうでした。普通はナイフが付きますが、それだと、ソースや半熟の黄身と一緒に食べるのが難しい。フィッシュスプーンだとハンバーグとソースや黄身を一緒にすくって、ストレスなく食べられます。気が利いてるなぁ、と思いました。「気が利く」という言葉は、気が回る、機転が利く、臨機応変といった意味なのですが、「意識しないもてなし」だとも思います。相手に喜んでもらおう、褒めてもらおう、感動してくれるはず、といった狙いや意識がなく、当たり前のようにすることで、相手がちょっと感動する。いいですね。
ただ、これを自然体でやるのはなかなか難しい。せめて、さっとつくれる美味しいつまみを覚えておきましょう。きっと気が利いてるね、と言われますよ。あ、それを意識してはダメですね。

dancyu編集長 植野広生
dancyu2020年9月号
dancyu2020年9月号
第一特集:夏のおつまみ
第二特集:うどんも、蕎麦もぶっかけ。

A4変型判(148頁)
2020年8月06日発売/ 900円(税込)
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写真:本野克佳