dancyu祭2024
【根津松本】食材も調味料も何もかもが一級品!これぞ究極の海苔弁当!

【根津松本】食材も調味料も何もかもが一級品!これぞ究極の海苔弁当!

3月30日(土)、31日(日)開催。dancyu祭2024@西新宿へ行こう!入場無料。

上質な鮮魚を扱う「根津松本」が祭に初参戦。その海苔弁は海苔や米はもちろん、調味料や副材、だしまで含めたすべての素材を厳選し、丁寧に調理された究極の海苔弁でした。

祭メニューは!

スペシャル海苔弁 2,400円
スペシャル海苔弁 2,400円
贅沢に1切れ分が盛り込まれた北海道厚岸産の紅鮭は、ふっくらと香ばしい見事な焼き上がり。甘塩の味わいも深く、飯にも酒にもピタリと合う。卵焼きも希少となった道南の真昆布のだしが上品な深みを与え、ほんのり甘やかで柔らかな食感が郷愁と次なる一口を誘う。徹底していい素材を選りすぐった海苔弁は、米、海苔、醤油ももちろん厳選された極上品。
ししゃも 900円
ししゃも 900円
世界中を見ても、実は柳葉魚(ししゃも)と言われる「ホンシシャモ」が採れるのは北海道の一部地域だけ。漁期も短く、近年食卓や飲食店でも見かけることのない柳葉魚にも、祭なら出逢うことができる。魚卵をたっぷり蓄えた釧路産を生魚からそのまま干物に仕上げ、焼きあげる。味、香り、食感とも段違い。新宿で、海の希少な恵みを知る。
めざし 300円
めざし 300円
千葉県大原で水揚げされた背黒鰯(せぐろいわし)を昆布と天然塩だけで仕込んだ、根津松本の看板商品。大振りでふっくらした身をごく弱火の直火でじっくり炙る。旨味の乗った鰯の脂が身全体にじわじわ浸透し、直火に加えてその脂でも焼かれていく。こんがりと焼かれた身を、頭や骨ごと頬張れば、背黒鰯が抱くすべての味わいが口のなかいっぱいに広がっていく。

贅を極めた、日本一の海苔弁!

この海苔弁に、信じられないほどの贅が凝縮されている。
米は無肥料、無農薬で作付し、低温乾燥させた会津白虎米。常温まで冷ましても、自然な甘味がのびやかな自然栽培のコシヒカリだ。醤油は、ニシキ醤油の“法隆寺醤油”。十勝で有機農法に取り組む、折笠農場の有機大豆・有機小麦を100%使用した有機JAS認定品。海苔も大阪の「こんぶ土居」の伊勢湾産の無酸処理品。口溶けのいい支柱式の初摘み海苔を食べやすいよう、千切って散らしている。これなら海苔がベロンとはがれることはない。心配りに満ちた海苔弁だ。

魚も贅の極みである。厚岸沖の紅鮭は精妙な加減で塩を当て、優しく深い味わいに仕上げ、丁寧に焼き上げた。銀鱈の西京味噌漬けは竜田揚げにして量感を乗せた。愛知産の鯛ちくわの磯部揚げの衣には、いまや希少な香り高いスジアオノリを使う。
弁当として上質なのはもちろん、つまみとして旨く、土産にすれば家でも楽しめる。この海苔弁は贅を尽くした宝石箱なのだ。

「根津松本」店主・松本秀樹さん
「根津松本」店主・松本秀樹さん
外観
2006年に鮮魚店として開店。全国から厳選した最高品質の魚介類が店頭に並ぶ。

店舗情報店舗情報

根津松本
  • 【住所】東京都文京区根津1-26-5
  • 【電話番号】03-5913-7353
  • 【営業時間】11:00~19:00
  • 【定休日】日曜 月曜
  • 【アクセス】東京メトロ「根津駅」より5分

イベント情報

dancyu祭2024

開催日時
2024年3月30日(土)・31日(日) 10:00~17:00
場所
東京都新宿区西新宿2‐6‐1 新宿住友ビル 三角広場 GoogleMap
※混雑時は入場制限をさせていただくことがあります。
※会場の設備故障や天災など不可抗力の事由により、やむを得ず中止や時間変更になる場合があります。
イベント詳細
入場無料・予約不要。販売は電子決済(クレジットカード、電子マネー)のみ。
イベント詳細はコチラ

※dancyu食いしん坊倶楽部に入部すると5%オフチケットをゲットできます!
5%オフチケットについて詳しくはコチラ

※当日は内容や盛り付けが変更になる場合もあります。

文:松浦達也 撮影:海老原俊之

松浦 達也

松浦 達也 (ライター/編集者)

東京都武蔵野市生まれ。家庭の食卓から外食の厨房、生産の現場まで「食」のまわりのあらゆる場所を徘徊する。食べる、つくるに加えて徹底的に調べるのが得意技。著書に『教養としての「焼肉」大全』(扶桑社)、『大人の肉ドリル』『新しい卵ドリル』(共にマガジンハウス)ほか、共著に『東京最高のレストラン』(ぴあ)なども。主な興味、関心の先は「大衆食文化」「調理の仕組みと科学」など。そのほか、最近では「生産者と消費者の分断」「高齢者の食事情」などにも関心を向ける。日本BBQ協会公認BBQ上級インストラクター。