dancyu祭2024
dancyu祭2024を開催しました！
dancyu祭2024を開催しました！
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- 連載 : dancyu祭2024
3月30日・31日の2日間にわたって開催された「dancyu祭2024」。ちょうど10回目を迎えた今年は、出店者も来場者も例年以上にヒートアップ。日本全国から集結した旨いもんが、東京・西新宿の会場に歓喜と笑顔を生み出した。「食の力で日本を元気に！」キャッチフレーズそのままの活気あふれる様子をレポートします！
今年も大賑わい！
これまでで最多の店が勢揃いした今年のdancyu祭。会場の新宿住友ビル三角広場には、「どうしても食べたいものがあって」と早朝から待機する人も多く、午前10時の開場で一気に最高潮へ。夕方まで人波は途切れず、来場者数は延べ2万4168名と過去最多をマーク。
今回は食いしん坊倶楽部の特典として全商品5％オフのチケットが発行され、新規入部者も続出した。
人気ブース前の行列と多彩な料理を囲んで乾杯する光景は今や祭の風物詩。お目当ての一品、一杯に顔をほころばせながら、シェフや生産者、蔵元と交流する姿も印象的だった。地方や海外からの来場者も多く、祭の広がりを実感。つくる人も味わう人も元気にする、まさに食のパワー全開の2日間だった。
名店のシェフが振る舞う出来立ての料理！
「ラフィナージュ」のキューバサンド2024
銀座のフレンチの名店「ラフィナージュ」の高良康之シェフも会場に。
dancyu祭2022で旋風を巻き起こしたキューバサンドが再び登場。柑橘の香りをまとった豚肉のローストが、よりスパイシーな味わいに進化。「2年前のおいしさが忘れられなくて」と、長い列に並ぶリピーターも多かった。
「徳山鮓」の熊鍋
滋賀にある知る人ぞ知るオーベルジュ「徳山鮓」店主の徳山浩明さんの姿も。
店のスペシャリテである熊鍋の登場とあって、来場者もほかの出店者も揃ってワクワク、ドキドキ。その澄んだ味わいに衝撃が走った。
「ラ・カーサ・ディ・テツオオオタ」のアマゾン尽くしの祭メニュー
「ラ・カーサ・ディ・テツオオオタ」のオーナーシェフ・太田哲雄さんも会場に。
ブース前には開場と同時に長い行列ができ、カカオの魅力増し増しの祭メニューに加え、人気のクッキー缶や新登場のジャンドゥーヤなど物販のアイテムも充実。ファンの熱い期待に応えた。
「成城青果SHINTO×柴崎亭」のラーメン
ラーメン界のレジェンドとニュースターの共演に話題沸騰！一目散に列に並ぶ人が続出。
会場内の特設席では、個性が炸裂するラーメンを日替わりで提供。途中で日本酒を加える味変も「香りが膨らみ衝撃の旨さ」と拍手喝采。
「輪島キリモト」の器や酒器
輪島からかけつけた「輪島キリモト」代表の桐本泰一さん。
輪島から運ばれたのはクールビューティーな漆塗りの器。珍しいマットな質感や金属のカトラリーも使える実用性を料理好きが見逃すはずはなく、財布の紐を緩める人が次々と。
「ユナイテッドアローズ」のdancyuコラボTシャツ
人気セレクトショップ「ユナイテッドアローズ」とdancyuのコラボTシャツとトートバッグが初お披露目。
本誌表紙写真をプリントしたポップなデザインが、祭の会場でひときわ目を引いた。
「アクアパッツァ」のノルウェー産サーモンのレアカツレツケッカソース
ノルウェーの極上シーフードでつくった2品を日髙良実シェフ自らがにこやかに手渡し。
しっとりジューシーなサーモンやサバに「今日の目的はこれ。感動のおいしさです」と称賛の声が広がった。
「東武鉄道 GOEN CAFÉ SPACIA Ｘ」の車内カフェメニュー
都心と日光エリアを結ぶ東武鉄道「スペーシア Ｘ」車内のカフェメニューを販売。
オリジナルコーヒー、いちごのチョコスイーツを販売。呑み鉄組はクラフトビール「日光ラガー」の試飲で大盛り上がり。
「日本酒ブース」には蔵元の来場も
dancyu2024年3月号「王道の日本酒」特集に掲載の日本酒が一堂に。初日の土曜には蔵ルポで紹介した「森嶋」「廣戸川」、日曜には「剣菱」「信州亀齢」の蔵元が来場。造り手と飲み手の和やかな交歓シーンが見られた。
「廣戸川」蔵元杜氏・松崎祐行さん。
「森嶋」蔵元杜氏・森嶋正一郎さん。
「剣菱」蔵元・白樫政孝さん。
「信州亀齢」蔵元・岡崎謙一さん。
2024年のdancyu祭にお越しくださった皆様、本当にありがとうございました！
編集長・藤岡郷子（左）、食いしん坊俱楽部部長・植野広生（右）。
文：上島寿子、堀越典子 撮影：伊藤菜々子、海老原俊之
