【邦栄堂製麺】鎌倉のソウルフードとして愛されるラーメンと餃子の皮

祭メニューは！

【物販】ラーメンセット（スープ付き2食入り）600円

「邦栄堂製麺」の数あるラインナップの中でも、定番として長く親しまれている中太麺のラーメンセット。食感がよくて、噛むほどに味わい深く、ちぢれ麺がスープによく絡む。たっぷりの湯でゆでて1分半で完成する手軽さもまたいい。

【物販】餃子の皮（約40枚入り）とラーメン（スープ付き2食）のセット　1,200円

ムチっとしていて歯切れよく、小麦粉の味わいがしっかり感じられる餃子の皮は、ラーメン（スープ付き2食）とセットで販売。

鎌倉の味を支えてきた製麺所

鎌倉と逗子の境にある名越という土地で、創業から70年愛され続けている「邦栄堂製麺」がdancyu祭に初出店。
現在は3代目の関康さんが家族と社員数名できりもりしていて、「1970年代からずっと使い続けていていまだに現役」という年季の入った製麺機を緻密に操る。「天候や気温、湿度などで仕上がりが大きく変わるので、小麦粉を触りながら日々水分量を細かく調整している」と関さんは言う。

直売だけでなく、近隣店にも麺と餃子の皮を卸していて、町中華の名店「はぶか」や「盛華園」、中華そば店「さとう」や、麻婆豆腐が人気の「かかん」、はたまた由比ヶ浜の海の家「パパイヤ」のラーメンも実は「邦栄堂製麺」謹製。

中華麺だけでなく、そばやうどん、焼きそば用の麺など、数あるラインナップの中でも、祭で買える中太麺はこれぞラーメンの原風景と言いたいぐらい食べ飽きない普遍的な味。ちぢれ麺がスープによく絡み、食感や歯切れもよく、麺自体がとにかく旨い。すすった瞬間、毎日だって食べたいのはこういう麺！と誰もが頷く味なのだ。

製麺所にドスンと鎮座するのは、かつて東京都荒川区にあった「下谷麺機」の製麺機。今もフル稼動で麺をつくる。

「邦栄堂製麺」の3代目、関康さん。