“食肉料理人集団”ELEZO(エレゾ)の社長、佐々木章太さんをゲストにお招きし、dancyu編集長の植野と「美味しい豚って何だろう?」をテーマにdancyu Live!トークを配信しました。
11月13日のdancyu Live!トークでは“食肉料理人集団”エレゾの社長、佐々木章太さんをゲストに招き、dancyu編集長の植野と「美味しい豚って何だろう?」をテーマに対談を配信しました。
「エレゾ」とは北海道・十勝を拠点にジビエの狩猟や放牧飼育した豚肉などを、飲食店などに卸したり、料理に加工したり、あるいは十勝や東京で飲食店も経営する“食肉料理人集団”です。現在募集中の「食いしん坊豚プロジェクト第二弾」も、エレゾの協力で進行しています。
まずはエレゾの育てる豚について佐々木さんに紹介してもらいました。
エレゾの放牧豚は起伏にとんだエリアで活発に動き回りながら成長していくため、筋繊維が発達し力強い味わいになります。佐々木さんが試行錯誤を重ね、一番旨味が濃く、しかし清らかな食べ心地も兼ね備えることができる飼育期間を1年半だと発見し、豚に極力ストレスを与えない環境と飼料で注意深く育てているとのこと。
さらに対談が進むにつれ佐々木さんが生産者として大事にしていることについて話題は移りました。
佐々木さん曰く、「生産者として味わいはもちろんだが、命としっかり向き合い、その素材の味を一切阻害することなく、食べ手の人に育ってきた背景も含めて感じてもらうことが一番大事」とのこと。その後も真に美味しい素材をつくるための哲学を熱く語り合い、白熱した対談となりました。
現在、食いしん坊倶楽部で募集している「食いしん坊豚プロジェクト」では、エレゾに協力してもらい、豚の育成をみんなで見守り、最後に試食会でしっかり味わうという企画を進行しています。まだ、応募可能ですのでご興味のある方は定例メルマガをチェック!
写真:佐藤侑治 文:編集部