世界の郷土菓子を扱う専門店より、イギリス、イタリア、アルザス、インド、アゼルバイジャンなど、ほかではちょっと食べられない個性豊かなお菓子を販売します。
セラデューラ、スフォリアテッレ、ガトーナンテ……なんだか耳慣れないけど、どれも食べれば素直に美味しく、どこか懐かしい。そんな世界各地の郷土菓子がひしめく、宝箱のような菓子店が三軒茶屋にある。店主の林周作さんは、世界各地の菓子を追い求め、48カ国・500種類以上の郷土菓子を食べ巡った強者。
時には自転車も使いながら、3年かけて地道にフィールドワークを重ね、欧州から中東、アジアまで、土着の菓子づくりを肌で覚えてきた。「暮らしが“かたち”になった郷土菓子はどこか素朴でチャーミング」。林さんの愛情たっぷりのお菓子は季節替わり。まめに足を運んでみよう。
※当日は内容や盛り付けが変更になる場合もあります。
写真:伊藤菜々子、うらべひでふみ 文:林律子