dancyu祭2022で「ERICK SOUTH」が披露するのは、日本人なら馴染み深い「明治ブルガリアヨーグルト」でつくる南インド料理の2品。ヨーグルトと米という驚きの組み合わせを、一度味わわずにはいられない!
南インドの魅力に惹かれ、料理の世界へ飛び込んだ「ERICK SOUTH」稲田俊輔シェフ。 祭で振る舞う2品は、異国の食文化を忖度なしで盛り込んだ。米にヨーグルトとは意外な組み合わせだが、インドでは日本のお茶漬けのように親しまれているそう。「酸味をしっかり感じるブルガリアヨーグルトでつくると、より現地の雰囲気に近づきます」と笑う稲田シェフ。
ヨーグルトプラオは、炊いたバスマティライスにヨーグルトとスパイスオイルを混ぜたもの。さらっとした舌ざわりにやわらかな味わいで、ヨーグルトが米の甘味を引き出している。トマトベースのチキンクルマはヨーグルト、ココナッツミルク、カシューナッツのペーストを加えることで、酸味がマイルドになり、コクを生み出す。野菜、スパイスとペーストが相まったこの深みがヨーグルトプラオによく合うのだ。
スパイスで炊く印象があるビリヤニは、ハーブを主体とした珍しいもの。 口にすると柑橘類を思わせるレモンリーフの香りがふわっと広がる。合わせるのは、インド定番のヨーグルトサラダ、ライタ。「現地ではすりつぶしたマスタードシードを入れることがあります。鼻に抜ける辛味が似ているので置き換えが可能だと思いました」と、稲田シェフは山わさびでアレンジ。わさびが好きなインド人も多いそうで、インドにあったら料理に使うだろうとこのレシピを思いついたのだそう。まずはビリヤニの味わいを楽しんでから、ライタで味変をして召し上がれ。
明治
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文:柳澤美帆 写真:遠藤素子