カレーの腕前もプロ級の、ミュージシャン小宮山雄飛さんが手がけるレモンライス専門店がdancyu祭に参戦。爽やかなレモンの香りのご飯は、緑萌えるこの季節にぴったり!
2018年9月、渋谷は桜丘に登場した、たった一坪のレモンライス専門店。開店から約半年たった今、キヨスク的なミニマムなテイクアウトコーナーは、黄色く爽やかな香りで満ちる新名所となっている。さて、その看板メニューであるレモンライスとはなんぞや?実はこれ、芸能界一ともいわれるカレー偏愛家のミュージシャン・小宮山雄飛さんが、南インドの家庭料理をもとに独自の解釈でつくり上げたオリジナルメニュー。マスタードシードや鷹の爪、ピーナッツなどを油で炒めて、白米や炊いた押し麦を投入。よく混ぜ合わせてレモンの香りを加えて仕上げたものだ。
スパイシーさと爽やかな香りが混じりあうこのレモンライスだけでも箸が進んでしまうが、今回添えるdancyuオリジナルバージョンの特製キーマカレーでさらに食欲が増進!自家製の唐辛子調味料・エキゾチックペーストの刺激でさらに箸が加速!「ゴリゴリ」「むっちり」といったピーナッツや押し麦の食感も楽しく、冷めてもまた旨いという工夫がされている。スパイスとカレー愛に満ちた新名物を、この機会にぜひとも食べてみたい!
文:沼由美子 写真:安彦幸枝