100日ねかせたゆずぽん酢とつくりたてのゆずぽん酢を、料理家・山田英季さん特製の4種類の鍋とともに、参加者のみなさまにご堪能いただきました!
2018年10月22日、シリーズ「ぽん酢をつくる、ぽん酢をねかせる。」取材時に、ゆず、レモン、ライム、みかんのぽん酢を合わせて4リットル、料理家の山田英季さんが仕込みました。その日からちょうど100日後の2019年1月30日に、神保町「LAB and Kitchen」で「100日ゆずぽん酢」と「つくりたての新鮮なゆずぽん酢」を食べ比べる会を開催。20代から70代までのぽん酢ラヴァーが集合しました!
開場の3時間前からスタッフが取りかかったのは鍋の仕込み。大量の昆布と鰹節の合わせだしをとったり、海老だんごの材料を刻んだり、ダンボールで届いた長ねぎを切り揃えて焼き目をつけたり......。合計160人前の4種類の鍋を仕込んで、参加者のみなさまをお迎えしました。
19時、続々と参加者のみなさまが集まってきます。着席した方はドリンクを片手にお互いに自己紹介をしたり、会場は和やかな雰囲気に。
まずは、いかにしておいしいぽん酢をつくるかを山田さんが語ります。話を聞いていると、ぽん酢づくりは奥が深そうで、実は家庭でつくりやすいものなのだと思ったりします。
いざ、目の前に積まれたゆずとの格闘がスタート。みなさんがゆずを搾り始めると、会場全体に柑橘の香りが漂います。
トークショーでは、山田さんのアツい“ぽん酢愛”が語られました。ぽん酢は米酢と味醂だけでなく、たとえば黒蜜やリンゴ酢を使うなど、自由な発想で味の可能性が広がることや、ゲストを招くときは刺身や餃子、鍋などの料理とともに、前日の晩から仕込んだ手づくりのぽん酢を振る舞うことなど、参加者のみなさまはじっと前を見つめてその話に聞き入ります。
山田さんオリジナルのヨーグルトぽん酢の紹介も。日本の柑橘が手に入りにくい海外在住者の方は特におすすめです!
ワークショップのあとは、100日ゆずぽん酢と、つくりたてのゆずぽん酢の食べ比べタイム。「100日ゆずぽん酢は全体がこなれていてマイルド」「つくりたての方が香りが立っている」など、意見は真っ二つにわかれたようです。
この日は食前酒なども用意していたこともあって、最後に乾杯!
d酒をすべて飲み干し、160人前の鍋もきれいに完食。恐るべしぽん酢ラヴァー!
お集まりいただき本当にありがとうございました!
写真:阪本勇