
家でつくるポテトサラダ、じゃがいもと具材の組み合わせは自由自在! だからこそ、その人らしさが表れるのが素敵だ。そんなお気に入りの味を9人のポテサラ好きに教えてもらいました。6人目は、「コマチーナ」オーナーシェフの亀井良真さんです。
“サバのポテトサラダ”といえば「コマチーナ」オープン当初から根強い人気を誇るメニュー。「干しダラとじゃがいもでつくるヴェネツィアの郷土料理“バッカラ・マンテカート”をイメージして、入手しやすい食材で考えたんです」と亀井良真シェフ。

店ではサバの下ごしらえから手間も時間もかけるが、「家では市販の一夜干しを使ってもいいですよ」と、裏技を伝授してくれた。サバの旨味が溶け込んだ爽やかでクリーミーな味わいの秘密は、生クリームと白ワインビネガー。出来たての温かい味とキリッと冷やした味、どちらも甲乙つけがたいおいしさ!
| じゃがいも | 3個(500g) |
|---|---|
| サバの一夜干し | 1枚(半身、腹骨を抜いておく) |
| 白ワイン | 25g |
| 白ワインビネガー | 15g |
| 生クリーム | 65g(乳脂肪分47%前後) |
| バター | 20g(食塩不使用) |
| フェンネルシード | ふたつまみ |
| 塩 | ふたつまみ |
| 黒胡椒 | 適量(ホール) |
じゃがいもは皮付きのまま厚さ1cmのいちょう切りにして鍋に入れ、芋の半分の高さまで水を加える。塩を入れて火にかけ、蓋をして柔らかくなるまで火を通す。途中で蓋を外し、水分をとばしながらヘラでつぶす。
フライパンにバターを入れ、サバの一夜干しを皮目から焼く。返して反対側も焼き、フレーク状にくずしながら火を通す。白ワイン、白ワインビネガーを加えてアルコール分をとばし、生クリームを加える。鍋底についたサバをこそげながら、トロッとするまで煮詰める。
①の鍋を再び火にかけ、②を加えて混ぜる。フェンネルシード、黒胡椒を挽いて加え、軽く混ぜたら完成。


文:大沼聡子 撮影:長野陽一