
研究し尽くされたレシピで確実においしいと好評の料理研究家の大庭英子さんに「いんげんの胡麻和え」のつくり方を教えてもらいました。香り高く仕上げるポイントは、いんげんを“おかあげ”にすること。胡麻和えの基本のレシピとして、いろいろな野菜でお試しください。また、すりたての胡麻の香りは格別です。すりこ木は100円ショップなどでも手に入りますので、持っていない人は、このレシピを機にぜひ用意してくださいね。
この記事は2022年9月17日に配信した連載『大庭英子さんの食べ飽きない定番レシピ』からの再配信です。
定番の和え物といえば、まずは胡麻和え。和え衣にだし汁を加えることで、醤油の量が控えられ、塩梅よく、まろやかな味わいに。ほうれん草や、香りの強い春菊やクレソンでつくっても。
| さやいんげん | 150g |
|---|---|
| いんげんをゆでる塩 | 小さじ1/5 |
| ★ 和え衣 | |
| ・ 白煎り胡麻 | 大さじ4 |
| ・ 砂糖 | 小さじ1 |
| ・ 醤油 | 大さじ1 |
| ・ だし汁 | 大さじ1 |
たっぷりの熱湯(6~7カップ)に塩を入れた中にいんげんの1/2量を入れて混ぜ、再び煮立ってきたら2分ほどゆでる。

ザルに取り出してそのまま冷ます。「おか上げ」といい、水にさらすよりも水っぽくならず、香りも残る(青菜の場合は冷水にとる)。残りも同様にゆでて冷ます。

冷めたらへたを切って長さ3cmに切る。

鍋に胡麻を入れて弱めの中火で温めるように煎り、すり鉢に移してすりこ木で半分くらい粒が残る程度までする。

砂糖、醤油、だし汁を加えて和え衣をつくる。

和え衣にいんげんを加え、全体を和える。



身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の は」に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:鈴木泰介