
2026年日本酒dancyu「出会えてよかった!心ふるえる酒」特集では、人気酒場に家庭でもつくれる酒肴レシピを教わりました。実は、誌面に掲載しきれなかったとびきりの逸品がまだまだあるんです!そこでWEB限定でおかわり酒肴レシピを公開していきます。今回は、曳舟「蕎麦割烹 ながの」による「イカの塩辛」をご紹介します。
日本酒に合うつまみの定番といえば、やっぱりイカの塩辛。少々手間はかかるものの、自分でつくる塩辛はやっぱり旨さもひとしお。今回は少しだけ辛味も効かせた、さらに呑んべえ向きになった塩辛のレシピを教わりました。
| スルメイカ | 1パイ |
|---|---|
| 塩 | 約4g(イカの胴の重さの2.5%目安) |
| 薄口醤油 | 少々 |
| 柚子皮 | 少々(みじん切り) |
| 七味唐辛子 | 少々 |
イカの胴の開口部から手を入れて、胴とワタがくっついている部分をはがし、ワタを抜き取る。軟骨を取り除いて胴の中を水洗いする。

ワタと足を切り分け、ワタにある墨袋を取り除く。キッチンペーパーなどでワタの表面の水分を拭き、ワタの重量の3~5%の塩(分量外)をふって、冷蔵庫でねかせる。足の部分は今回は使わないので、炒め物や天ぷらなどに。


イカの胴を開き、エンペラを外して皮を剥ぐ。キッチンペーパーなどで包み、冷蔵庫に置き水分を抜いていく。


冷蔵庫で2時間ほど置いた後、胴とエンペラは5mm間隔で斜めに隠し包丁を入れてから、食べやすい大きさの細切りにする。


ワタの表皮に包丁を入れて目の細かいザルで裏漉しする。ボウルに4とワタ、塩を加えてよく混ぜる。香りづけに薄口醤油と柚子皮、好みで七味唐辛子を加えてさっと混ぜ、冷蔵庫で一晩ほど置いたら食べ頃だ。




「日本橋 葵」など日本料理店で約20年研鑽を積んだ後、千歳烏山「東白庵かりべ」にて蕎麦職人として修業。同店では料理長を務めた後に独立し、2024年4月に「蕎麦割烹 ながの」を開店した。

文:宮内 健 撮影:三東サイ