創刊35周年!名酒場の感動レシピ
【歓喜のフライ】ザクッと軽やか!羊の風味、ド迫力な『目白 旬香亭』の「ラムカツ」。

【歓喜のフライ】ザクッと軽やか!羊の風味、ド迫力な『目白 旬香亭』の「ラムカツ」。

2026年冬号「名酒場の感動つまみ」特集で、もしもdancyuがこれまで掲載したレシピから選りすぐりのつまみを出す最高の酒場を開いたら――。そんな妄想から生まれた企画が、“dancyu夢ワイン酒場”。今回は、ふんわり軽やか!羊の風味を生かしきる究極のフライ『目白 旬香亭』の「ラムカツ」をご紹介!

目白に「旬香亭」あり。ザクっと軽いフライに唸る

ハンバーグ、ステーキ、グラタンなど、古賀達彦シェフの完璧な火入れと、丁寧な仕事が行き届いたソースにファンが多い洋食店。エビフライをはじめとした揚げ物も豊富で、ラムカツはラム肉特有の香りと風味を生かしつつ、軽やかでザクッとした衣の食感が絶妙にマッチする。

古賀達彦シェフ
古賀達彦シェフ。1968年、長崎県生まれ。フレンチや懐石の技法を取り入れ、洗練された洋食をつくりだしてきた巨匠・齋藤元志郎シェフの元で修行を積む。2014年『目白 旬香亭』の開店とともに同店のシェフに任命。

材料材料 (4人分)

ラムチョップ8枚(骨付きラム肉)
小麦粉適量
1個
牛乳35mL
生パン粉適量(多めに用意する)
揚げ油適量
少々
胡椒少々

1肉の準備をする①

ラムチョップは調理する30分ほど前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておく。骨に沿って包丁を小刻みに前後に動かしながら、骨から肉を切り離す。

肉の準備をする①

2肉の準備をする②

肉と脂の境目あたりに5カ所ほど、包丁の刃を縦に突き刺し、筋を切る。肉が縮まず、口当たりも柔らかくなる。背脂側から包丁を入れ、内側の肉の部分を5mmほど残して切り目を入れる。

肉の準備をする②

3肉の準備をする③

背脂側の切り目を開いて、肉の部分を背脂で巻き込むように、丸い形にする。丸く成形することで噛みごたえがアップする。

肉の準備をする③

4肉の準備をする④

肉を突き抜ける直前くらいまで楊枝を刺して、肉がばらけないよう留める。

肉の準備をする④

5肉の準備をする⑤

げんこつで肉を軽く叩いて繊維をつぶし、また元の形に戻す。こうすることで揚げ上がりがふんわりする。一個100〜120gと大ぶりなので、カツを噛んだときの喜びが大きい。

肉の準備をする⑤

6衣をつけて揚げる①

肉の片面だけに塩、胡椒をする。塩は、気持ち強めにしたほうがいい。表面を手のひらで軽く押さえて、塩と胡椒をなじませる。

衣をつけて揚げる①

7衣をつけて揚げる②

衣をつける。まずは小麦粉を満遍なくまぶした後、余分な粉をはたき落とす。

衣をつけて揚げる②

8衣をつけて揚げる③

溶き卵に牛乳をよく混ぜ、卵液をつくる。楊枝の部分を持って卵液をつけ、余分な卵液を落とす。

衣をつけて揚げる③

9衣をつけて揚げる④

パン粉をたっぷりつける。肉をつぶさないよう、ふんわりとパン粉をまとわせつつも、密着させる。

衣をつけて揚げる④

10衣をつけて揚げる⑤

揚げ油を180℃に熱し、楊枝を抜いた⑨を入れて3分ほど揚げる。はがれたパン粉はすくい取る。衣に香ばしい色がつくまで揚げる。ぶくぶくと大きな泡が出てきたら、引き上げ時だ。油をよくきってバットに上げ、3分休ませて余熱が全体に回ったら出来上がり。

衣をつけて揚げる⑤
黄金色に揚がったラムカツにかぶりつけば、まるで低温調理したかのような繊細で柔らかいラムの食感に、思わず頬が緩む。ザクザクな衣と、しっとりしたラムのコントラストに感激。ライスもいいが、これは赤ワインを全細胞が欲する味。
26年冬号「名酒場の感動つまみ」
dancyu2026年冬号の特集は、創刊35年記念レシピ特集「名酒場の感動つまみ」。全73皿の感動つまみレシピを紹介しています。

dancyu2026年冬号
A4変型判(168頁)
2025年12月5日発売/1,500円(税込)

店舗情報店舗情報

目白 旬香亭
  • 【住所】東京都豊島区目白2‐39‐1 トラッド目白2階
  • 【電話番号】03‐5927‐1606
  • 【営業時間】11:00~14:00(L.O.) 17:00~22:00(L.O.)
  • 【定休日】月曜(祝日の場合は営業し、翌火曜休み)
  • 【アクセス】JR「目白駅」より1分

撮影:宮濱祐美子