
2026年冬号「名酒場の感動つまみ」特集で、もしもdancyuがこれまで掲載したレシピから選りすぐりのつまみを出す最高の酒場を開いたら――。そんな妄想から生まれた企画が、“dancyu夢ワイン酒場”。今回は『銀座バードランド』の超絶リッチな看板メニュー「レバーパテ」をご紹介!
1993年9月号「焼鳥特集」から掲載回数は20回以上!上質な紀州備長炭を駆使し、匠の火加減で焼き上げる奥久慈軍鶏の串焼きは噛むほどに旨味が弾ける。焼鳥店なのにワインが超充実していて、レバーパテは店のシグネチャーとして誰もが注文する。ちなみに、このレバーパテ、なんと漫画「クッキングパパ」に掲載されていたレシピがきっかけだそう。「レバーの悪いところを消し、いい部分を引き出す工程に感動してつくってみました」と和田さん。メニューに登場したのは1989年で、今でこそレバーパテを出す飲食店は増えたが、始まりは「銀座バードランド」。37年も愛され続ける殿堂メニューなのだ。

| 鶏レバー | 300g |
|---|---|
| 玉ねぎ | 150g |
| バター | 150g(食塩不使用*) |
| A | |
| ・ 水 | 300mL |
| ・ 醤油 | 大さじ2 |
| ・ 砂糖 | 大さじ1/2 |
| ・ 生姜 | 1片 |
| ・ ローリエ | 1枚 |
| B | |
| ・ ブランデー | 20mL |
| ・ バルサミコ酢 | 小さじ1/2 |
| ・ 塩 | 小さじ1/2 |
| バゲット | 適量 |
*バターは2cm角に切り、室温に戻しておく。
鶏レバーはつながっている部分を切り離し、白い筋を切り取って、2cm幅に切る。断面に表れる血管が臭みのもと。

ボウルに入れ、流水にさらし、ながらレバーを洗う。血管が抜け出て水が濁ったらザルにあけ、水を替える。これを3〜4回繰り返す。

鍋に湯を沸かし、臭み消しのために酢(材料外)少々を入れ、再度沸騰したらレバーを投入。すぐに菜箸でかき混ぜると、残っていた血管が抜け出てくる。3分ほど強火でゆでたらザルにあけ、ボウルに移して再び流水で洗う。浮いてくるレバーのかけらは捨てる。

玉ねぎを四つ割りにしてから、繊維に直角に1cmに切る。鍋に③、玉ねぎ、Aを入れて、強火にかける。沸騰したらアクを取って中火にし、落とし蓋して時々混ぜながら30分ほど煮る。

汁気が少なくなったら、生姜、ローリエを取り除き、水分がなくなるまで煮詰める。

熱いうちにフードプロセッサーに移し、10分ほど攪拌する。レバーのざらつき感がやや残っている状態がよい。バターを2回に分けて入れ、数秒ずつ攪拌する。

Bを加え、はねないようにガッガッと小刻みに撹拌してから、さらに10秒ほどガーッとかけて、なめらかなペースト状にする。器の内側にバター(分量外)を塗り、レバーパテを流し入れる。常温まで冷めたら完成。



撮影:鈴木泰介