きじまりゅうたさん&吉田愛さんのおつまみレシピ
【揚げたらこんなに美味なのか!】蕎麦屋で初めて食べた感動を今も忘れない「揚げそばがき」を再現!

【揚げたらこんなに美味なのか!】蕎麦屋で初めて食べた感動を今も忘れない「揚げそばがき」を再現!

料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!16品目は吉田さんの「揚げそばがき」。表面がカリッとしていておつまみに最適です。

お題その7「名店『リスペクト』つまみ。」

【吉田】1年前に一人でふらっと入りました。揚げたそばがきを初めていただいたので、とても印象に残っています。そばがきはそば粉の質が味を左右しますが、揚げてしまうので手頃なそば粉でも大丈夫。ボウルは大きすぎると混ぜにくいので、小さめのものかどんぶりで。揚げることで少し硬くなるので、生地は気持ちゆるめにつくるといいですよ。

“揚げそばがき”のつくり方

材料材料 (2人分)

そば粉80g
熱湯80~100ml
揚げ油適量
わさび適量
適量

1そばがきをつくる

ボウルにそば粉と熱湯を入れ、箸4~5本で全体が均一になるまでよく混ぜる(熱湯は少しずつ加え、耳たぶくらいの硬さにまとめる)。

2揚げ焼きにする

鍋に揚げ油を2cmの深さまで注いで中火にかける。手に水をつけて①を半量ずつ平たい円形に整え、軽くきつね色になるまで1~2分揚げ焼きにする。

3仕上げ

②を半分に切って器に盛り、わさびと塩を添える。

完成

教える人

きじまりゅうた 料理研究家

きじまりゅうた 料理研究家

祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。

吉田 愛 料理研究家

吉田 愛 料理研究家

料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。

この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

四季dancyu 2023 冬
四季dancyu 2023 冬
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482431
2023年12月13日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。