
料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!4品目は吉田さんの「柚子胡椒とサワークリームのポテトサラダ」。軽やかで爽やかな味わいが魅力です。
【吉田】ヨーグルトとは違った爽やかさが魅力のサワークリームと、ピリッと辛い柚子胡椒を効かせました。じゃがいもは粒感を残さずなめらかに潰すと、サワークリームとの一体感が生まれます。もりもり食べるというより、お酒とともになめるようにちびちび味わうのがぴったり。
じゃがいも | 300g |
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A | |
・ サワークリーム | 40g |
・ マヨネーズ | 大さじ2~3 |
・ 柚子胡椒 | 小さじ1/2 |
・ 塩 | ひとつまみ |
小ねぎ | 1~2本分(小口切り) |
白煎り胡麻 | 小さじ1 |
じゃがいもは皮ごとよく洗い、鍋に入れてたっぷりの水を注ぐ。中火にかけ、串がすっと通るまで20分ほどゆでる。
①の皮をむいてボウルに入れ、フォークなどで潰す。冷めたらAを加えて混ぜ、小ねぎと胡麻を仕上げ用に少し残して混ぜる。
器にポテトサラダを盛り、残りの小ねぎと胡麻をのせる。
祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。
料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。
この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:伊藤徹也