中川たまさんの日常ごはん
「〆にそばを入れたい!」ごぼうと三つ葉の香りが食欲をそそる"鶏だんご鍋"

「〆にそばを入れたい!」ごぼうと三つ葉の香りが食欲をそそる"鶏だんご鍋"

ごぼうと三つ葉(せりでも可)、〆のそばが相性抜群です。鶏だんごのたねは、ざっと混ぜて肉感を出すもよし、よく練ってふんわりとさせるもよし、好みに合わせて調整を。料理研究家の中川たまさんに、日常ごはんを教えてもらいました。

“鶏だんご鍋”のつくり方

材料材料 (2人分)

★ 【鶏だんご】
・ 鶏挽き肉150g
・ 卵1/2個
・ 酒大さじ1/2
・ 塩小さじ1/4
・ 柚子の皮少々
ごぼう1本分(ささがき)
三つ葉1束分(食べやすい大きさに切る)
A
・ 濃いめのだし汁1L
・ 醤油大さじ1と1/2
・ みりん大さじ1と1/2
・ 酒大さじ1
七味唐辛子適宜(好みで)

1鶏だんごをつくる

材料をボウルに入れ、混ぜ合わせる。

2煮る

鍋にAを入れて火にかけ、沸いたら①の生地をスプーン2本で丸めながら入れていく。ごぼうを加え、火が通ったら三つ葉を加えながらいただく。好みで七味をふる。

煮る
完成
ある程度、具が減ったら固めにゆでて水で締めたそばを加え、さっと温めていただく。煮汁が余ったら卵でとじて、ご飯にかけるのもお薦め。好みで天カスをプラスしても。

教える人

中川たま 料理研究家

中川たま 料理研究家

兵庫県生まれ。アパレル企業やケータリングユニット「にぎにぎ」を経て、2008年に独立。神奈川県・逗子市で夫・娘と3人暮らし。季節の野菜や果物を大切にしたレシピを、雑誌や書籍などで提案している。センスのいいスタイリングも人気。

この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

四季dancyu 2023 冬
四季dancyu 2023 冬
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482431
2023年12月13日発売/1,200円(税込)

文:藤井志織 写真:宮濱祐美子

藤井 志織

藤井 志織 (編集・ライター)

フリーランスで、主に雑誌や書籍、WEB、企業の販促物などで編集や取材、執筆を行うほか、イベントの企画やディレクションを行うことも。担当した書籍に、草場妙子著『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、石井佳苗著『DAILY LIFE』、重信初江著『昔ながらのおかず』、オカズデザイン著『マリネ』、nestRobe著『SLOW MADEな服づくり』、小堀紀代美著『LIKE LIKE KITCHENの旅する味』、ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』などがある。